2010年8月9日月曜日

36度

連日の猛暑の中、気温36度で12kmほどのジョグを試みた。さすがに10kmほどいったところでバテてしまった。どうにも足が動かなくなり、歩くことしかできなくなってしまった。こんな経験は初めてです。

汗でシャツはびしょびしょ。ジョグ終了後のポカリのがぶ飲み、それも2リッターで、ようやく人心地がついた。

IMG_3665.JPG写真は夕食の超簡単ドライカレーのゆで卵添え+ポテチ。ライスは紫蘇をまぶしてかるくバターで炒めた。一緒にいただいたエーデルワインのコンツェルトのロゼとの相性は抜群でした ;-)







2010年7月22日木曜日

kashiwa

物性研究所のスーパーコンピュータが新しくなり、14日から試験運用がはじまった。主に使用するマシンはシステムB(kashiwa)。SGI Altix ICE 8400EX/3840 CPU。1CPUあたりのコア数は4なので全部で15360個のコアを持つ超並列計算機である。

この一週間、このマシンとの格闘に明け暮れていた。最初の関門はプログラムのコンパイル。インテルのコンパイラのコンパイルオプションのチェックからはじまって、数値計算ライブラリの指定、MPI並列計算のテストバージョンの構築、実行試験・・・。

最初は勝手がわからず、かなりストレスの溜まる作業であった。2日目になって、ようやくシステムの全貌がわかりかけ、3日目になってまともそうなアプリケーションが構築でき、それからはチェックのための再コンパイルとテスト計算の嵐であった。その甲斐あって、安定に、早く計算が実行できるアプリケーションが構築できたような気がする・・・おそらく。しかしこの程度の作業で済んだのは、事前にLinuxマシンで同じような作業をしていたことが大きい。ハードディスクのクラッシュで手元のシステムを再構築したことが、スーパーコンピュータでの作業の思わぬ予習となったようだ。あまり経験したくは無いですが。

旧マシンがリプレースのために今年4月に利用停止になってからというもの、満足のいく計算が困難な状態が長く続いた。

私の研究分野にとっては計算機が実験装置。
これが無ければ仕事にならない。

日頃、マシンとネットワークの維持管理に苦労されている我がホームグラウンドの情報処理センターのスタッフ、物性研究所電子計算機室のスタッフに感謝するのみ。









2010年7月5日月曜日

マシンが起動しなくなった

【マシン】

月曜日、メインで使っていたマシンが起動しなくなった。日曜日は自家用電気設備点検のための作業停電であった。 作業時に、「パルス電流が流れてマシンを壊した」のではないか、とはO氏の指摘。内蔵HDで組んだRAID1がやられていて、一切、起動しない。「まぁ、バックアップ用に用意していた外付けのHDがあるさ」 

このように考えたのには訳がある。ちょうど1年と3ヶ月ほど以前、システムを構築した折、cronで組み込んだ自動バックアップソフトが、内蔵HDの更新内容を定期的に外付けHDに保存してくれる設定にしてあったのだ。RAIDに加え、それと別系統のバックアップ。正に磐石の構え。「システムクラッシュよ、どこからでもかかってきなさい!」月曜日以前の、私の「驕り」、「傲慢」以外、なにものでもない。

驕り高ぶっていた私は気楽に考えて、さっさとFedra10のシステムをあきらめ、Fedra12をインストールした。一通り作業が終わり、外付けHDをマウントする・・・・マウントできない。「認識しない!」冷や汗が出てくる。

どうやっても認識しない。

外付けHD単体で他のマシンに接続してもダメ。丸一日潰してあれこれ試し、それでもダメ。とうとうあきらめ、しょうがないので一からFedra12でシステムを組む事にした。emacsを入れて、TeX系の環境を整え、YaTeXを入れて、emacsでのlookupと辞書環境を整え、incscapeも入れて、インテルのC++とf90コンパイラそれに数値演算ライブラリのmklを入れて、mpich2で並列計算環境を構築し、その上で仕事で使う第一原理計算コードをコンパイルし、動作チェックとチューニングを施し・・・・・・・

その後、土曜日までかかって、なんとか正常な環境を取り戻すことに成功した。日に2時間程度の作業として、2時間×6日=12時間。一から復旧したにしてはそんなに悪くない数字と思う。OSもFedra10からFedra12へとバージョンアップできた。画面表示も美しい。快適な環境に大満足である。

「(システム構築能力の)良いリハビリにもなったとでも思おう」まるでイソップの「酸っぱいブドウ」のように、自らの都合の悪いことに対して適当に自己防衛するが如く、とりあえず作業の労を納得する。

明日からは計算データの復旧作業(再計算)だ。

【インターバル】
月曜はOSのクラッシュにもめげず、10kmを37分9秒で走りきることができた。最近は400mや800mの全力疾走、続けてジョグ、再び全力疾走、といったインターバルトレーニングを積極的に取り入れている。

火曜日には400mの全力疾走で、1分28秒を記録することができた。マシンのクラッシュといった理不尽なストレスへを不満をぶつけるかのように走ったことが功を奏したのだろう。

このタイムを5回も繰り返すことができれば結構良いレベルのはずだが、実際には、日に、せいぜい1、2回が限度。その後、5回ほど、連続してタイムトライヤルに挑んだが、1分33秒の壁をどうしても越えることができない。トレーニング後、腿の表側と裏側、ちょうど大腿骨に近い付近にじーんとした弱くうずくような軽い痛みを感じた。ここしばらくほとんど感じたことの無かったあの筋肉痛だ。

インターバルトレーニングの効果を実感するとともに、このトレーニング方法の語学や仕事などへの応用の可能性に大いに気づかされた。うまくやれば、あと数分、10kmのタイムを縮めることも可能かも!?

【プール】
1日はプールの公開日であった。一日遅れの2日。50mコースをクロールでゆったりと泳ぐ。800mほど泳いだところで、こんどは平泳ぎにスイッチ。最後にまたクロールで100mを全力で泳ぎきる。昨年に比べてかなり推進力が増強されていると実感できた。これに美しい水泳フォームを身につけることができれば、かなり良い線までいくはずだ。あとはターンか。





2010年6月27日日曜日

5月6日

5月6日、NYの市場が一時的ながらパニックに襲われた。

急騰した電子取引を一時的に緩やかにさせるために設定されたコンピュータのプログラムコードが、P&Gなどの優良株に対して、十数分間コントロールできないほどの大量の売り注文を発行した。プログラムに欠陥があったのではないのかと調査が進められている。一方で、高頻度取引が市場のパニックに対して果たした役割についても調査が進められている。

New JerseyのRED BANKに、そのオフィスはある。なんの変哲もないビルのオフィスに設置された超高速コンピュータがネットワークを介して株券を売買している。一日あたりの取引は実に八千万株にのぼる。大量に株を買い、瞬時に売りに出す。長く保有したとしても、ほんの数秒間に過ぎない。高頻度取引(high frequency trading)と呼ばれる所以だ。もちろん数秒間のうちに変動する価格は微々たるものであろうから一度の取引で大もうけは期待できない。しかし大量に高頻度に取引をすることで、それらの微々たる儲けをかき集めてくることができる。これらの繁雑な作業を全てコンピュータが自動でやってくれる。取引の手数料を差し引いても儲けが出るということは、非常に効率的な取引をやっていることの証明でもある。米国内の株取引の実に40%から70%までをも高頻度取引が担っているとの推計もなされている。

高頻度取引を物理的に単純化して、その儲ける仕組みを考えてみる。ある高頻度取引の会社Aのコンピュータが10万株を市場に売りだしたとしよう。他の市場参加者、すなわち一般の投資家や他の高頻度取引のコンピュータが、その株を買い控える。じわじわと株価が下がり続ける。数秒後に、その株を安く買い戻す。その間も、市場では株価が下がり続ける。買い戻した株をまた売り払う。市場に株が溢れる。こうして確実に利鞘をかせぐことができる。

5月6日、高頻度取引を実行していた高速コンピュータの取引を監視していた管理者は、市場の動向になにかしらの異常を感じ、コンピュータに、全ての持ち株を売り払い、取引を中止するよう命じた。同様に、全米各地の高頻度取引業者が、コンピュータに取引中止の命令を出した事がわかっている。それが引き金となり、市場の混乱を招いたのではないか。何かしら規制が必要なのではないか。高頻度取引の台頭に危機感を抱いた政府関係者を中心に調査委員会が設けられている。今後の行方を注視したい。


2010年6月9日水曜日

ライザ・ミネリに驚く

セックス・アンド・ザ・シティ2を見に行ってきた。

何時ものNYからアブダビへと舞台をうつし、またまたてんやわんやの大騒ぎ。何も考えなくてよくて、良い。精神的なリハビリにピッタリの映画。まぁ、NYが舞台のほうがよかったかな・・・とも思いましたが ;-)

おどろいたのは、冒頭の(ホモ)カップルの結婚式に出てきたライザ・ミネリ。これでもかと、激しく、うたって、おどって、弾けている。それがまた格好良い。

おそるべし芸歴60年・・・。

2010年5月22日土曜日

通勤ランと筋トレ

すっかりジョグが習慣となった。

朝、勤務先とは別方向に車で移動する。その地点からの8kmの通勤ラン。夜、帰宅時の、スーパーまでの5kmのラン。そこで買い物をしてバスで帰宅する。荷物を入れれば5kgほどになる黒のバックパックを背負い、腰と胸のベルトで体に固定する。ランニング用のヘッドフォンを装着して走り出す。流れてくるのはSeptemberからはじまる往年のディスコミュージック、ロックのコンピレーションアルバム、007のサントラ(The Best of Bond)、Ricky Martin、などなど。ジョグの最後はHard To Say I'm SorryやTo Be With Youなどのソフトなミュージックで締める。

お昼は筋トレ。やっているのはダンベル、腹筋、レッグカール、ハイプーリーなど。ランとのクロストレーニングとなって、体に合っているようだ。ただ、怪我が怖いので、あまり無理はできない。トレーニングに割ける時間も限られている。そのため、器具の間を忙しく行き来しながら、サーキットトレーニングに徹している。

筋トレにも作法が必要だ。なんちゃってアスリートの私としては、他の本物アスリートに迷惑をかけることの無いよう、気をつけた振る舞いをしなければならない。当然、長時間、一つの器具を占有するのは避けなくてはいけない。「ふぉーっ!、ふぉーっ!ふぉーっ!」とか、「おりゃーっ!」とか、たいして重くもないバーベルを持ち上げるのに大声で気合いをいれるのは避けなくてはいけない。と、いうことを他のなんちゃってさんから学びつつある。何事も勉強だ。

平日に距離を稼ぐことができるようになったため、休日は8kmから10kmほどのジョグで切り上げる。



2010年5月4日火曜日

いざ岡山へ

3月も、そろそろ終わりである。

数日後には卒業式も控えている。

そんなある朝の盛岡駅。

今日は移動日だ。物理学会年会に参加するため岡山に行くのだ。とりあえず改札所手前のお弁当やさんで、ごく普通の500円和食弁当と缶ビールを購入。ついでにJapanTimesを買って新幹線に乗り込む。普通弁当と銘打ってあるだけあって、ごく普通だが、十分な内容のおかずだ。ちょっと間違えば、ひどい内容の幕の内を買わされてしまうことを考えれば、500円でこの内容を提供できるのは、とても良心的だとおもう。新幹線に揺られること数時間、乗り継ぎを繰り返し、やっとのことで岡山駅に到着。

盛岡に比べて、ずいぶんと外気が暖かい。さっそく駅地下に直行する。輸入食品を扱っているジュピターでアルゼンチンの赤ワインとチョコを購入する。もちろん夕食後のお楽しみのためです。

RIMG0021.JPG次はデパ地下だ。目指すは閉店間際の「全品半額」セール。もちろん夕食を調達するためです。和牛のローストビーフをメインに、サラダなどを調達する。






RIMG0022.JPG本日の宿泊は、かなり郊外のホテルである。路面電車で移動することにする。本当は街中に泊まりたかったのだが、どこも満室で予約がとれなかったのだ。そこは「ホテルオークX岡山」と言って、良く名前を聞く高級ホテルチェーンなのだが、いかんせん設備が若干古い。部屋が少々狭い。この内容が宿泊費に見合ったものかどうか、意見が分かれる所だろう。それだけ、街中のフツーのホテルのサービスが充実しているということでもある。

もちろん、はちきれんばかりのスタッフの笑顔に代表される、人的サービスは合格点以上です。半額セールで購入したデパ地下特製の戦利品で夕食をとる。シャワーをあびてミネラルでノドを潤し、ほっとひといき。

RIMG0024.JPG有料放送の番組表に新作のSF映画を見つける。さっそくチャンネルを合わせる。今宵はSF映画を肴に、チョコとワインで夜を過ごすとしよう。






明けて翌朝.

朝食はセルフサービス形式のオードブル。まあまあの内容である。とはいっても、最近人気の温泉旅館などのそれとはちがって、少々品目がすくなく、全体的にあっさりしすぎとの印象を持った。とりあえず、朝食終了後、早速着替えて外に飛び出し、ジョグを開始!

岡山城を背に川沿いを1時間ほど走り込む。RIMG0041.JPGこれはその時の写真。ホテルでシャワーを浴びる。

物理学会が開催されている岡山大学へと向かうことにする。路面電車にのり岡山駅へ。駅裏に移動して大学まで歩く。



途中、小腹が空いてきたので、桃太郎アリーナ付近の売店で、エビスビーXとマンゴーチップを調達。

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学会の会場をあちこち歩き回り、その雰囲気を堪能する。

今回は、ロジウム上の窒素酸化物分子についての理論計算(ポスター:発表者)、および金属表面と、その上に置かれたカーボンナノチューブとの相互作用についての理論計算(口頭:共同研究)、が、発表の主題であった。


つつがなく終了・・・と行きたかったが、ロジウム上の窒素酸化物分子については準備不足を痛感することとなった。原因は、内容についての理解がいまいちであったため、踏み込んだ発表ができなかったことにある。とりあえず、次回のお楽しみとします。

72c2f3cf.jpegその後、改めて予約を入れていた町中の別のホテルに移動する。このホテル、運良く、予約当日から1人分空いていていたのだ。部屋に無料のマッサージ椅子までもが用意されている。

おまけに昨日までの高級(狭い)ホテルよりも宿泊費がウン千円安上がりである。


RIMG0055.JPG夕食後、マッサージチェアのケアを受けながら、生ハムとチーズ、それにチョコをつまみにイーストウッドの映画を堪能することができた。

明日も学会。