2009年1月26日月曜日

公共投資

経済が混迷している時の公共投資は、個人の消費を促し、もって経済全体を浮上させるだけの目論みがなければならない。投資には、それに見合うリターンが期待されなければならない。単なるお金のばらまきであってはならない。




かつて経済が低迷していた時の米国における、大規模なダムや高速道路整備への公共投資には、一時的な雇用促進以上の意味があった。電気、水道、道路などの社会的インフラの整備により、人々は先を争って電化製品や車、不動産などを購入した。個人の投資には、より良い生活を得られるという、社会全体の約束が用意されていたからである。個人の志向と国の政策が協調することで、公共投資額の何倍もの効果を経済にもたらすことに成功したのだ。



オバマ新大統領もまた、その至上課題、米国経済の再浮上のために、大規模な公共投資を計画している。その投資先は単なるインフラの整備による一時的な雇用促進に留まらない。高性能な太陽電池パネルや風力発電などの、環境に優しい「エコ」な新エネルギーの開発にも重点を置くものである。



しかし忘れてはならないのは、経済の再生とCO2削減に始まる地球環境の保全には、必ずしも両立できない二律背反の側面があるということだ。一体全体、個人の財布の紐がなかなか緩まないこのご時世に、1万ドルもの経費を費やして自宅の屋根に太陽電池パネルを設置し、自分だけでも「地球環境に優しくありたい」と願える、有る意味、経済的に恵まれた幸せな世帯は、全体の何パーセントにのぼるのであろうか。



そこで思うのは、我が国の首相が提唱する「定額給付金」ほど意味のない「公共投資」は無いということである。経済が混迷し明日の糧をも心配しなければならないこの時に、個々人に定額を給付したとして、それ以上の資金を財布から持ち出して一般の消費に費やしたいと思う個人、世帯は、例えば、毎夜ホテルのバーでくつろぐことのできるどこかの首相のような恵まれた少数の人々であろう。





2009年1月12日月曜日

Bootcampする

Windowsのアプリケーションを使う必要に迫られた。もちろんMacのアプリかLinuxのフリーソフトで代用することもできた。しかしWindowsにも興味があったのである。




これまでに、Mac上のWindowsエミュレータを2種類ほど試してみた。たしかにWindowsが動く・・・が、レスポンスが悪すぎて、どうにもこうにも使い物にならない。そうゆうわけで、重い腰をやっとあげて、サブのMacにBootcampを導入した。OSにVistaを入れる。



これがまた、さくさく動いて精神衛生上、真によろしい。エミュレータで四苦八苦していたのがウソのようだ。もちろん不満はある。画面に表示されるフォントが美しくない。細かいギザギザのエッジがどうも好きになれない。最先端のソフトウェアテクノロジーを駆使して構築されたメジャーなOS、その画面に表示されるフォントがあれでは・・・。なんとかならなかったのか。



最初にインストールしたアプリケーションは、もちろんワクチンソフト。emacsとiTunesは入れた。お次はFEPとTeXか。



しばらく楽しめそうだ。



2009年1月5日月曜日

腹痛(その後)

昨日より、家人もまた、同様な症状を示したのだ。私の場合よりは軽いらしいが、それにしても、なにかおかしい。新たな展開に色々と考えを巡らせて思い出したのは、どちらも近くのスーパーで買った生食用の牡蠣を食べていた、ということである。真犯人は牡蠣か。




生の牡蠣に「あたった」のだろうか。WEBで調べてみると症状と潜伏期間がぴたりと合う。(注:リンク先は、たまたま見かけた広島の業者さんのページで、本記事とは直接の関連は全く無い。)もちろん、これもまた素人判断であるが、牡蠣中毒こそ真犯人と確信した。



何はともあれ、今日一日で、家人の症状も峠を越えたようだ。全く、二人同時に発症していたかと思うと、ぞっとする。極めてローカルであるが、正月早々、波瀾に満ちた幕開けであった。





2009年1月4日日曜日

元日早々、お腹を・・・

元旦早々、激腹痛に襲われた。



午前中は普通に過ごしていたのだが、お昼を過ぎて午後2時をまわったあたりからじわじわとお腹の調子が壊れていった・・・そう、壊れていったとしか言いようがなかった。



夕刻にかけて腹痛はいよいよ激しくなり、トイレと布団を往復する始末。最後には出ることもできず、トイレの床に寝込んでしまう。




食べる気力も無ければ、水さえ飲む気持ちにもなれない。それでも、なんとか努力してリンゴを一切れ食べ、布団に潜り込む。



背中のあたり、肝臓だろうか腎臓だろうか、かなり痛む。ときどき寝返りを打って紛らす。

「このままでは危険だ・・・」



なんとか起き上がりポカリの粉末を水に溶かす。やっとのこと100mlほど飲む。ついで、無理矢理味噌汁とおかゆ、梅干しをのどに流し込む。



ぼーっと1時間ほど過ごし、一息ついてから温州ミカンのジュースをごくごく飲んで、リンゴにかじりつく。回復してきたらしい、体が糖分を欲しているようだ。そのまま布団に横になる。しかし、なにもできない、なにもしようと思えない。一晩中、ただ目をつむって腹痛に耐えて過ごす。その間もお腹は絶え間なくキュルキュルと鳴っている・・・これが朝までつづいた。



翌日、お昼時になって、ようやく体調が戻り始める。鏡を見ると自分の顔色がひどく悪いことが良くわかる。



「原因は、最近、銘柄を変えたホエイプロテインか?」



ここ、2ヶ月、プロテインを試している。この前までの銘柄はDNS。しかし摂取するとは言っても、せいぜい一日の推奨量の1/3だ。何度か飲むうちに、これ以上の摂取量を増やすと下がゆるくなってしまうことを知っていたからだ。



昨年暮れ、31日から飲み始めたばかりのホエイプロテインは、それまでの銘柄とは異なるものだ。これが原因か?!



��日の夕刻になり、やっとのことで普通に動けるようになった。背中の痛みも取れてきた。このときになって、ようやく思い当たる、ある出来事に気が付く。



��日の前日、つまり大晦日の日に1h弱のランニングをしたのだが、その時の服装が、かなりの薄着であったのだ。ウインドウブレーカーも着ていなかった。



ランニング中、腹筋の運動量はごくごく少量にすぎない。つまりお腹の筋肉は目立った運動をしていない。一方、ランニング中は腹の部分にダイレクトに冷風があたりつづける。零下の冷風が。



いくら体中が熱くなって発汗しても、腹は別。そもそも、ランニング中、ろくに運動をしていない腹に1時間もの間、零下の冷風を吹きかけていれば、腹を壊さない方が不思議というものだ。



寒冷地におけるランニングの教訓は「絶対に腹を冷やさないこと」、これにつきる。お腹を守るため、ウインドウブレーカーで上半身の保温対策をするか、ランニング中、体が熱くなりすぎて薄着にするのならば、うすでの腹巻きを装着するべきだろう。シャツの下の胴回りに断熱シートを巻いても良い。



CIMG3332.JPG

写真は体調が回復した2日の夕食のチーズフォンデュ、シャンペンと一緒に。



ご飯を食べることができるという感動を味わった夕食であった。



ちなみに、チーズフォンデュはホットプレートで調理したもの。レシピなどはここで。絶品保証です。