2010年12月26日日曜日

仕事環境

ここ数日間、AirMacを使うことで、仕事環境に革命的な進展があった。まず第一に軽いので、どこへでも持って行ける。いつもの作業は・・・ ターミナルソフトを起動し、ISSPのスーパーコンピュータにアクセス。JOBを発行して計算を実行。文書はEmacsで入力し、YaTeX上で整形。もちろんリファレンスはbibtexで管理。lookupを使って複数の辞書を引きつつ原稿を書く。より詳しく調べたいときには、電子辞書ソフトのLogophileの出番だ。理化学事典から広辞苑、リーダース、ランダムハウス、大英和、Oxford、などなどを串刺しで検索する。なかでもLONGMANの英英辞典がお気に入り。多くの例文がネイティブの音声付きでなのだ。お値段以上の価値がある。KeyNoteではプレゼン資料を作成する。 

これまで、あの熱くて重いWhite MacBookでやっていたことが、すべてAirMac上で実行可能となる環境を構築できた。唯一、ワードとエクセルで事務書類を処理しなければいけないときに、苦痛を感じてしまうが、これはもう、しかたがない。ふと、あるとき、手帳の代わりになることに気づいた。手帳代わりに使うためには携帯できなくてはいけない。携帯電話は論外。少なくて小さすぎるキーで、どうやってブラインドタッチができようか。私にはまったく不可能です。

 学生さんやビジネスパーソンの皆さんが、携帯電話を軽々とあやつりメールの文章を入力しているらしいその姿は、私にとってはまったく信じられない驚異の世界である。数回のキータッチでもっともらしい変換候補を出してくる優秀なFEPのおかげだろう。しかし私にとってはフル規格のキーが一番だ。これだけ軽いと、まぁ、なんとか携帯できる。A4サイズの大きな手帳と思えなくもない。

手帳を使って管理するのは主に日々の予定である。MacにはあらかじめiCalというカレンダーソフトが入っている。そこで早速、数日間の予定を記入してみた。これがとても便利。もっと早く使っていればと、思うことしきり。1、2ヶ月分を入力したところで、データのバックアップが心配になってきた。しかし今更USB経由でいちいちデータを保存しても居られない。これまでの経験によると、データが喪失されるのは前のデータ喪失の惨劇を忘れた頃である。自動バックアップ用ソフトの「タイムマシーン」のための外付けディスクも用意していない。

毎朝の通勤RUN。バックパックに着替えとAirMacを納める。バックパックの中で絶え間のない振動にさらされるAirMac・・・そのことを考えると、やはりデータのバックアップが必要であろうとの結論に達する。

さて、どうしたものか。

 iCalについてネットで調べてみると、「Googleのカレンダーと同期できる」とある。Googleのカレンダーと同期できれば、少なくてもiCalのデータに関してはバックアップの問題は解決したことになる。よく考えると、ネット上にカレンダーがあるということは、手帳代わりにMacを持ち歩く必要性も薄れてきてしまう。Googleがあれば全て済む。Googleが実現を目指す世界は、結局は、そのようなものなのかもしれない。

そのようなこ難しいことはおいておいて、今のところ、まぁ、Macを持ち歩くということは、その他もろもろの環境を携帯する、というメリットがあるのだと、無理に理由をつけてみる。RSSの購読も始めた。Apple純正のブラウザSafariで、たまたまRSS配信ページをひらくと、これまたびっくり、Macのメーラで照会との項目がサイドバーに出てくる。

 単にこれをチェックするだけでMailのRSS項目に自動でリストされる。とりあえずNewYorkTimes、CNN、APSのPRL、PRBなどを登録しておく。数年前に一度RSS配信の購読をしたことがあるが、特に感激を覚えたと言うこともく、忘れさっていた。大量の最新情報にざっと目を通すためには、なるほど良い仕掛けである。



2010年12月12日日曜日

MacBook Air 11inch、その後

emacsをインストールし、Appleのホームページにアクセス。デベロッパ登録の後、SDKを入手。GCCでコンパイルできる開発環境に無事移行することができた。eb-4.4.3、eblook-1.6.1、lookup-1.4.1、の三つをconfigure, make, make installでインストール。emacsの環境設定ファイル.emacsを編集してジーニアス、大英和、リーダースなどの辞書データファイルの場所を指定する。TeX関連の環境も整えておく。

しばらく使ってみた印象は・・・

【Airのここが良い】
*熱くない
そんなにボディが熱くならないので、腿上に乗せたままの操作が苦にならない。White MacBookはとにかく熱かった。夏の暑いさなか、軽装のためむき出しになった腿の上に乗せてタイピングに熱中していると、あっというまにマシンが熱くなってきて気がつけば低温火傷でもしそうな状況に陥る。

これはWhite MacBookが悪いというよりも、私のタイピングの姿勢が悪い、お行儀がわるい、ことが主な原因。机の上で行儀良く操作していれば何も問題にはならない。そもそも「なーにカイロの代わりさ」と思うことができれば厳しい冬も楽々乗り切ることができる。

*持ち運びの容易さ
いつも通勤時に背負っているバックパックにはMac Book Airや手帳などを収納している。どんなに荷物が増えても総重量が4.5kg程度に抑えることができる。通勤RUNが十分に可能な重さだ。White MacBookの時は大変だった。バックパックに2kgのWhite MacBookが加わると単なるウォーキングも立派な筋トレと化すのだ。

【Airのここがだめ】

*交換不能なバッテリー
ボディに密封されていて交換がきかない。これでは、バッテリーを交換しつつ長時間にわたってAirを使い倒す、などといったタフな芸当はできそうもない。まぁ、最近の新幹線には電源ソケットがあるので、それを使えば、なんとか我慢できそうではある。

*軽すぎるキー
あまりにもぺらぺらしていておもちゃみたいな感触。小指でリターンキーをたたくたびにペタッ!、ペタッ!、と大きな音がでるのは、少々恥ずかしい。特にUNIX環境の下、ターミナルで操作しているときはリターンキーを常にたたく必要に迫られる。図書館などの静粛な環境ではキーをたたくのが憚れる。

【今後の予定】
*UNIX環境
仕事ができる環境を整備する必要がある。とは言っても、環境整備に熱中してばかりいると肝心の仕事ができない羽目に陥ってしまう。趣味と仕事、境界が曖昧なだけに、そのバランスを取るのが大変・・・。贅沢な悩みか。