ここ数日間、AirMacを使うことで、仕事環境に革命的な進展があった。まず第一に軽いので、どこへでも持って行ける。いつもの作業は・・・ ターミナルソフトを起動し、ISSPのスーパーコンピュータにアクセス。JOBを発行して計算を実行。文書はEmacsで入力し、YaTeX上で整形。もちろんリファレンスはbibtexで管理。lookupを使って複数の辞書を引きつつ原稿を書く。より詳しく調べたいときには、電子辞書ソフトのLogophileの出番だ。理化学事典から広辞苑、リーダース、ランダムハウス、大英和、Oxford、などなどを串刺しで検索する。なかでもLONGMANの英英辞典がお気に入り。多くの例文がネイティブの音声付きでなのだ。お値段以上の価値がある。KeyNoteではプレゼン資料を作成する。
これまで、あの熱くて重いWhite MacBookでやっていたことが、すべてAirMac上で実行可能となる環境を構築できた。唯一、ワードとエクセルで事務書類を処理しなければいけないときに、苦痛を感じてしまうが、これはもう、しかたがない。ふと、あるとき、手帳の代わりになることに気づいた。手帳代わりに使うためには携帯できなくてはいけない。携帯電話は論外。少なくて小さすぎるキーで、どうやってブラインドタッチができようか。私にはまったく不可能です。
学生さんやビジネスパーソンの皆さんが、携帯電話を軽々とあやつりメールの文章を入力しているらしいその姿は、私にとってはまったく信じられない驚異の世界である。数回のキータッチでもっともらしい変換候補を出してくる優秀なFEPのおかげだろう。しかし私にとってはフル規格のキーが一番だ。これだけ軽いと、まぁ、なんとか携帯できる。A4サイズの大きな手帳と思えなくもない。
手帳を使って管理するのは主に日々の予定である。MacにはあらかじめiCalというカレンダーソフトが入っている。そこで早速、数日間の予定を記入してみた。これがとても便利。もっと早く使っていればと、思うことしきり。1、2ヶ月分を入力したところで、データのバックアップが心配になってきた。しかし今更USB経由でいちいちデータを保存しても居られない。これまでの経験によると、データが喪失されるのは前のデータ喪失の惨劇を忘れた頃である。自動バックアップ用ソフトの「タイムマシーン」のための外付けディスクも用意していない。
毎朝の通勤RUN。バックパックに着替えとAirMacを納める。バックパックの中で絶え間のない振動にさらされるAirMac・・・そのことを考えると、やはりデータのバックアップが必要であろうとの結論に達する。
さて、どうしたものか。
iCalについてネットで調べてみると、「Googleのカレンダーと同期できる」とある。Googleのカレンダーと同期できれば、少なくてもiCalのデータに関してはバックアップの問題は解決したことになる。よく考えると、ネット上にカレンダーがあるということは、手帳代わりにMacを持ち歩く必要性も薄れてきてしまう。Googleがあれば全て済む。Googleが実現を目指す世界は、結局は、そのようなものなのかもしれない。
そのようなこ難しいことはおいておいて、今のところ、まぁ、Macを持ち歩くということは、その他もろもろの環境を携帯する、というメリットがあるのだと、無理に理由をつけてみる。RSSの購読も始めた。Apple純正のブラウザSafariで、たまたまRSS配信ページをひらくと、これまたびっくり、Macのメーラで照会との項目がサイドバーに出てくる。
単にこれをチェックするだけでMailのRSS項目に自動でリストされる。とりあえずNewYorkTimes、CNN、APSのPRL、PRBなどを登録しておく。数年前に一度RSS配信の購読をしたことがあるが、特に感激を覚えたと言うこともく、忘れさっていた。大量の最新情報にざっと目を通すためには、なるほど良い仕掛けである。