2020年6月15日月曜日

今,読んでいる本,
・Charles Portis の True Grit
・Thomas Sowell のDiscrimination and Disparities
True Grit(無理矢理訳すと,「本当の勇気」)は,いわゆる西部劇の時代が舞台で14才の女の子が殺された父の敵を討つお話です。昔ジョン・ウェインの主演で映画化され「勇気ある追跡」との題名で日本でも公開されています。近年も「トゥルー・グリット」とのタイトルで再映画化されました。残念ながら,どちらの映画もまだ見たことはありません。
数ページに1箇所くらい,どうしても訳が繋がらない箇所があったので訳本を当たってみることにしました。
調べてみると1969年の三田村裕の訳で「勇気ある追跡」,2011年に漆原敦子の新訳でハヤカワ文庫から「トゥルー・グリット」として出版されていました。どちらの訳本も今では入手困難なので,図書館経由で取り寄せました。
まだ数ページしかチェックし切れていませんが,三田村さんの訳はやや甘くて誤訳すれすれの箇所がちらほらあります。漆原さんの訳は,三田村さんの訳本も元になっているとは言っても原文に忠実に訳されていて,かなり勉強になります。ただ文章の読みやすさからいうと若干,三田村さんの訳に軍配があがります。
Discrimination and Disparities は差別に関する本で,今ちょうど米国で問題になっているBlack Lives Matter問題ににも通じるものがあります。ロジックの切れ味が鋭くて,とても読み応えあり。
Thomas Sowellは米国の経済学者で,本を沢山書いているようですが,なぜか日本では有名ではありません。翻訳書も1つか2つくらいです。90%ほど読み終えたところで原書の改訂版が出ていることを知り,再度購入の上,初めから読みなおしています。このくらい論理的に英語で書けると気持ちいいですね。
下記の写真は漆原訳の「トゥルー・グリット」。
同書を拓殖大の図書館から取り寄せました。
ちっちゃい文庫本です。なのにAmazonで(古本なのに)¥5,000!



2020年4月3日金曜日

ガーゼマスクあれこれ

普通のガーゼのマスクをしていると,かなり近くにいる人のくしゃみによる「つばのしぶき」をブロックできるでしょう。しかしくしゃみの「しぶき」はずっと水分を保持しているわけではないので,いずれ乾燥して粉末状の「しぶきの核」のみがのこります。この核は「しぶき」よりずっと小さい。
一方,我々はマスクを通して呼吸しているので,水分の無くなったもろい核は容易にばらばらになって我々に吸い込まれます。ガーゼマスクは「しぶき」はブロックできますが,それより小さなつぶつぶの粉末は透過してしまいます。もとの「しぶき」にウイルスが含まれていれば,吸い込まれる粉末にもウイルスが含まれているので,ウイルスは容易に我々の体内へと吸入されます。これが健康な人が普通のマスクをしていても意味が無い理由です(コロナウイルスからガーゼマスクで身を守れない理由)。
コロナウイルス罹患者がガーゼマスクをしている場合,自分のくしゃみによるつばのしぶきをあたりにまき散らすことは防ぐことができます。しかし上と同様に,くしゃみの「しぶき」はずっと水分を保持しているわけではありません。我々はマスクを通して呼吸しているので,水分の無くなったもろい核は容易にばらばらになって,今度はあたりにまきちらされることになります。しかし,そこが屋外であったり換気の良い場所ならば,十分に希釈されると期待できるので問題にならない。コロナウイルス罹患者がマスクをすべき理由です。
・CDCが詳しく説明しないのは,説明がめんどうだから,および広報担当者が本当の理由を知っていないから。
・政府がマスク装着の音頭をとっているのは,主に安心感を定着させるためでしょう。
・ここ数日,海外で日本のマスク装着を見直す傾向があるのは,単に日本の発症率が低いことについて他に理由を見いだせないからでしょう。これについては日本株のBCG予防接種が効いているのではという話もあります,現にオーストラリアの医師の主導で試験が始まってます。WHOも試験の実施を認めています。しかし個人的には,海外の方の多くは手を洗わない,ハンカチで鼻をかんでそれで手を拭く,などの生活習慣の違いが大きいと思っています。
マスクをしていれば顔に手を触れないとの理由で,物に触れる => 手 =>自分といった経路での感染を防ぐことができることも期待できます。しかしこれはマスク本来の目的やメリットと異なるのでこれ以上は言及しません。
前に述べたように感染症を治療する医療機関では,特殊な規格のマスクやゴーグルなど,より厳密な対策をとっていますが,我々一般人が普通の生活において,特殊規格のマスクやゴーグルなどで対策することはほとんど無意味です。
もちろん周囲に気持ち悪いと思われて,自然と social distance が形成されることは期待できます。
医療従事者がマスクをするのはお話を聞いたり処置を施す過程で患者と特に密な接触をする場合が多いと想定されるからです。つばのしぶきの交換がありえるので。
外科医は自分のつばのしぶきを患者の患部に吹きかけないためにマスクをします。歯科医も患者の口の中に直接自分のつばのしぶきを拭きかけないためにマスクをします。

2020年2月29日土曜日

Behind the masks

日本人のマスク信仰は盲目的なところがあって,とりあえずマスクをしていれば安心と言うところが大方の意見ではないでしょうか。

例えばインフルエンザウイルスは0.1μm程度です。市販のマスクの面の穴は5μmなので,インフルエンザウイルスは軽々と通り抜けます。

なのになぜ,場合によってはマスクが有効かというと,ウイルスの保菌者が咳をしたときにあたりにまき散らすしぶきの大きさが5μmなのでマスクで抑えることが期待出来るからです。

既に空気中にあるウイルスは水分に覆われていないので市販のマスクの面の穴を軽々と通り抜けます。

なので,咳や鼻水などの症状が無い人がマスクをする必要はありません。
症状がある人は,周りにウイルスを含んだしぶきをまき散らさないために,マスクをする必要があります。



医療機関の従事者も患者と接近して問診をする機会がおおい(病人に自らのしぶきをかける・病人からしぶきをあびる可能性が高い)のでマスクの必要性があります。


参考:
・CDC疾病対策センターのコロナウイルスQ&Aからの抜粋。

  Q: CDCはコロナウイルスを防ぐためにマスクの使用を勧めているのか?
  A: CDCは健康な人が呼吸器疾患から自らを守るためにマスクをすることを勧めてはいません。


・NY市のお知らせ。

 今現在,市民は下記の事をする必要は無い:
 ・健康ならばマスクをすること(つまりマスクをしなくても良い)

Mask prevents the spread the `mist` from the coughs of patients. The size of the mist is typically lager than the 5 micro-mater (5 k nano-mater). It means that one can prevent the spread the disease using his mask. The size of the virus in the air is around 0.1 micro-mater (100 nano-mater) which can not be prevented by the masks available on the shops, even the N95s. The reason why the medical practitioners wear the mask is simple; it can prevent the transfer of their germs to patients via mist and also can prevent the virus in the mist from the patients. Practitioners usually do the medical examination by close interviews and there are HIGH RISK to exchange their `mist`.