2009年9月28日月曜日

2009年9月24日

朝夕もぐっと冷え込んできた.身近にせまる秋の気配に,あー,これで夏も終わったのだなーと,感慨にふける日々である.しかし,ぼーっとしても居られない.今日は熊本に向けて旅立つのだ.日本物理学会に参加するためである.そのための荷造りで大忙しだ.あれもこれも忘れないでバッグに入れて,やっぱりこれは余計かなー,と,いろいろ迷っているうちに,大事な物を忘れてしまいそうで,我ながらかなり危なっかしい.小型のスーツケースとナイキの黒のファブリック素材のスポーツバッグに荷物を押し込めて駅に直行する.

盛岡駅から花巻空港まではバスで移動だ.いつものように,空港では,とりあえず,ぼったくり生ビールをいただく.うまい,が,高い.途中,知った顔の同業者にあちこちで会う.元々目的地までの便数が少ない上に,乗り継ぎのタイミングからして,この便しかありえない,のが一番の理由でもある.

数時間後,花巻から伊丹経由で熊本空港に到着する.

なんと,そこは摂氏31度の世界.頭の中のカレンダーが一ヶ月ほど巻き戻された気分だ.リムジンバスに乗り込み,いざ市内へ.こわばった足と腰を引きずりホテルにチェックインする.座りっぱなしであったためか,腰もかなりダメージを受けている.既に午後も遅い.日差しもやや弱まっている.

「これはジョグをするしかない」

早速スポーツウェアに着替える・・・,つもりであったが,どうも何かがおかしい.トランクスとシューズはある.しかしランニングウエアを忘れてきてしまったようだ.しかたがないので,以前量販店で買った,シルク風の黒の肩だしシャツを着て町に飛び出す.身支度を調えホテルを飛び出し,熊本城へと向かう.

romen.JPG
町中をコトコト走る市電のレトロな雰囲気が楽しい.城の石垣は圧巻である.しかし場内に入るには入場料が必要な様子.城のまわりを軽く走ることにする.しかしここで問題が.至る所で歩道が狭くなっているのだ.どうやら歩道を走ることは想定されていない様子.歩行者に迷惑をかけぬよう,徒歩をメインにしておき,人通りが途絶えたところでのみジョグを再開する.


城のまわりを,あっちに行ったりこっちに行ったり,走ったり歩いたり,ときには迷いながら,ずんずんと,走り巡る.汗を吸ったシャツが,べったりと体にまといつく.全身,汗でびしょびしょだ.この気温の下でのジョグは,実は結構な負担でもある.びしょびしょの黒シャツを着た不審者に見えるのか,道行く歩行者の視線を一身に集めているような気がする.さっさとホテルに帰りたいのだが,その頃には道に迷ってしまって思うように行き進むことができない.結局,1時間強もの時間を経て,やっとのことホテルに帰還することができた.

シャワーを浴びて着替え,夕食の調達のため外に出る.デパ地下でおかずとチリ産のワインを買い込む.もちろん閉店間際なので大幅に割り引きされている.それが目的です.ホテルに帰る.iTunesでラテン系のミュージックをかけながら,薬用ミューズでゴシゴシと手洗濯をする.洗濯物を固く絞って部屋中に干してまわる.当然,明日のRUNのためだ.

洗濯がおわったあとで,ゆっくりとディナータイムを取ることにする.部屋の冷蔵庫で軽く冷やしておいたチリ産のカベルネが,とても美味しい.値段の割にとてもお買い得と思う.

明日は発表だ.今日は早めに就寝することにしよう.
本日は,これにて終了.





2009年9月15日火曜日

ふくらはぎの腱

先週、右足のふくらはぎの腱を痛めた。

走っていると腱がつり、どうにもこうにも足を前に繰り出すことができなくなってきたのだ。もちろん、歩くことには何の支障も無い。原因は、おそらく足の動かし方、特に着地のフォームの乱れにある。腱に負担を強いた無理な走りをしていたに違いない。無理に力を込めず、バンと足をたたき付けるように走る、のが元々のフォームである。しかし、トラックを飛び出してロードを走るうちに、いつの間にか、そのフォームに乱れが生じてまったようだ。走ることができなくなっては元も子もない。数日間、RUNをお休みして様子を見ることにした。

以下は今季のまとめである。

10000m、クロールで19分ゼロ秒10。プール公開の最終日に出すことのできた渾身の結果。400mトラック全力疾走は1分30秒プラスマイナス3で計5本。いちどきに出すことができた今季のベスト。

さて、来期は如何に!?







2009年9月9日水曜日

高頻度取引

現時点において、考え得る限り最高に優秀な市場の取引手(トレーダー)が市場を席巻している。コンピュータである。超高速のコンピュータと精緻なアルゴリズムで武装したプログラムコードが、莫大な利益を市場から吸い上げている。この取引は、時に高頻度取引(high frequency trading、あるいはflash trading、flash orders)と呼ばれる。

人間が関与するまでもなく瞬時に市場の動向を把握し、即決で売り買いの注文を発行する。あのquantたちが編み出した打ち出の小槌である。ときには意図的に大量の売りや買いの注文を出し、それに対する市場の動向を瞬時に見極めたうえで、より本格的に儲かるための売り・買いの注文を出す。人間が関与する余地はない。その取引の全ては一片のプログラムコードによって自動的に発注される。利鞘を稼ぐためには、むしろ好都合である。

報道によると米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission, S.E.C)は、フラッシュ・トレーディングの取り締まりに動き出したらしい。N.Y. 証券取引所の取引は、2005年に比して164%もの成長を達成している。今や、その取引の半分以上は、コンピュータとプログラムによって武装した一握りのフラッシュ・トレーダーが寡占しているものと目されている。

フラッシュ・トレーディングでは、コンピュータのトレーダーが市場の行方を瞬時に判断し、電撃的に売り買いの注文を発行する。通常の市場参加者がまったく気づかぬうちに大規模な利益を挙げてしまう。ハイ・フリクエンシー・トレーダー(high-frequency trader)直訳すると「高頻度トレーダー」であるが、要するに、コンピュータを使って、自動的に次々と売り買いの注文を発行する市場参加者のことである。

S.E.C.のヘッド、Mery L. Schapiro女史の見解によると、フラッシュ・トレーディングでは、ほんの三十ミリ秒ほど、他の一般トレーダーに先駆けて市場動向のデータを入手できる。情報を優先的に得ることは、市場の平等性の原則に反しており、違法である。とのことだ。

高頻度取引では、
1)「統計的評価手法が駆使されているハズ」
これまでに蓄積されたデータに照らして、株価の推移を予測する。それを元に次なる投資先を決める。そのためには統計的手法に基づいた信頼度の評価が必要となる。

2)「業種間での綿密な株価の相関評価がなされているハズ」
表向きまったく関連の無い業種間であっても、その株価の推移に大きな関係、相関が認められる場合がある。つまり、ある株価の動向が別の株価の動向に影響を及ぼすことの評価をもって、株価変動の予測に役立てようとする目論みだ。

3)「徹底的なシミュレーションをしているハズ」
できあがったプログラムコードを過去の市場動向のデータに適用し、利益を上げることができるかどうかチェックしているだろう。

4)「並列コンピュータを使っているハズ」
おそらくかなり高額な、ハイスペック並列コンピュータを導入していると思われる。ミリ秒のズレが利益の行方を左右するとすれば、これくらいの投資も安い物だろう。

5)「quantたちの役割」
市場動向のモデル化と、利益を上げるアルゴリズムの構築には、多くの優秀なquantたちが動員されていることだろう。

赤字に陥ったゴールドマン・サックスが、世界経済が完全に復帰したと言えないこの時期に急激に業績を上げ、公的資金の返済ができたこともフラッシュ・トレーディングのおかげであろう。






2009年8月26日水曜日

19分59秒

クロールで1km、今日、はじめて20分の壁を越えることができた。なんとうれしいことか。「やればできる」というのを実感した瞬間だった。

もっとも、飛び込み台の脇に置いた時計のストップウオッチスイッチを押すのも自分ならば、泳ぎ終わって飛び込み台に手を伸ばし、そこに置いておいた腕時計のストップウオッチ機能を止めるのも自分である。それらの余分な時間を考慮に入れると、泳いでいた時間は、実質19分50秒台前半というのが妥当な線ではなかろうか?

課題はスムーズなターン。これさえできれば、もっと良いタイムを出すことができそうなのだが。

しかし、このプールの利用は今週の木曜日まで。それ以降、利用できなくなってしまうのだ。一大事である。



2009年8月10日月曜日

料理を作って供してみると・・・

料理を作って供してみると,これが思った以上に評判が良い.また次も作ってみたくなる.たとえ評判が悪くても「次こそは工夫して・・・」と,チャレンジ精神をかき立てられる.実は性に合っているのかもしれない.

良く使う調味料は,オリーブオイル,クレージーソルトなどのハーブ入りソルト,岩塩,すし酢,パルメザンチーズ,アンチョビソース,バジルソース,有機トマトのケチャップ,それに醤油.

加えて必須なのは青森県産のニンニク.海外産の倍の値段はする.しかし青森県産のニンニクの深い薫りはいつもの料理を数段とグレードアップしてくれる.最後には料理を何とかしてくれる.一つの料理にたいしてホンの少ししか使わないので,他の幾つもの料理の隠し味にすることができる.ですので,実は非常に「お買い得」と思う.

アルミホイルも実に良く役に立つ.蒸し焼き,照り焼き,包み焼きのみならず,例えばフライパンで肉・野菜を炒めるときなども,ホイルを上から軽くかぶせるだけで,まわりに油が飛び散るのを防いでくれつつ,しっかりと水分をとばしながらも,その鏡面からの反射熱を使って効率よく具材を熱してくれる.もしかして常識か?!

こんな「にわかシェフ(もどき)」がお手本にしているのは,三笠書房から出版されている文庫「R45 酒肴道場」(荻原和歌著)と枻(えい)出版社の「だれでもキャンプ料理の王様」(小雀陣二著).どちらも手軽な料理のオンパレード.それでいて仕上がりのうまさは折り紙付きだ.

スカパーで見る,英国の若手シェフ,ジェイミー・オリバーの「シンプルクッキング」なども楽しい.最近,若干恰幅が良くなってきたように見えるのは,美味しい料理ばかりを食べている証拠か.

星澤幸子の「どさんこクッキング」には笑ってしまうことも数多い,少々おっちょこちょいで慌て者のような立ち居振る舞いは極めて自然.親近感を醸し出している.

ついでに最近作った料理の写真をいくつかUPします.
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マジックソルト,ビネガー,パルメザンチーズを使った,マリネのようなサラダ.





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鳥のスペアリブとアスパラの塩こしょう焼き







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鮭の塩バター,炙り焼き



















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簡単ピザ.

プランターで育てたバジルを添えている.

左手に見えるのはトッピング用の筋子.

















2009年7月8日水曜日

本日までの作業経過

意外にも通勤RUNが日課になってきたようだ。特になんということもなく、普通にこなしている。お昼の水泳も順調だ。1.5kmの今年のタイムは4分も短縮することができた。筋トレの成果なのだろう。ただし時間が無いので、いつもはクロールで1kmを20分ほどで泳いでいる。

ものの辞書によると、僕の歳は「初老」を過ぎているらしい・・・まったく失礼にも程がある。問題は、近くの物を見るとき、お目々が、やや疲れ気味になってきたことか。認めたくは無いが、もしかして遠視になってきたかも・・・!?

マシンの設定に大童の日々である。ちょうど3週間ほど前、例のiCore7のマシンがクラッシュした。「いつかはクラッシュするはず・・・その時のためにバックアップを取らなくては」.バックアップするならば全て自動のRAIDに限る。早速ソフトウエアRAIDをくみ上げた・・・つもりが、管理者権限でハードディスクに変な操作をしてしまっていたようだ。なんとなくシステムの動作が気になったので、とりあえずリブートをかけてみる・・・

しかし再起動しない。どうやってもダメ。頭の中が真っ白になった。
「2ヶ月かけた計算結果が全て失われてしまう・・・」

それから2日ほど粘ったが、とうとう1.5 TBのディスクに書き込まれた情報をあきらめることにした。「しょうがない」.また、システムを1から組み上げることにする。

今度もFedraだ。ただしクラッシュに備えてインストール時にソフトウェアRAIDを組んでしまうことにする。基本システムのインストール後、パッケージを追加。つづいてコンパイラ、ライブラリ,FFTW、OpenMPIなどをそろえていく。ここまで2日がかりの作業である。既にRAIDになっているので、かなり安心感がある、が、念のため、さらに外付けの1.5TBのディスクにバックアップの仕掛けを施す。こちらはsbackupでcronを使って定期的にバックアップするように設定した。「これで何があっても大丈夫・・・だろう」

ついでにMacBookのバックアップ機構も二重構造にしておくことにする。AppleのTimeMachine をつかって外付けハードディスクにバックアップしているが、その他に、ラシーが配布しているシルバーキーパーで,システムの内容が全てハンディな300GB外付けハードディスクにバックアップされるように設定する。

このディスク、非常に小型なのでカバンに入れて自宅に持ち帰ることができる。「これで勤務先にもしもの事があってもデータだけは大丈夫・・・だろう」と、自らを納得させつつ、次の作業、研究室のPC群の整備にとりかかる。

調べてみると壊れている部品も多く、起動すらしないマシンも何台かある。「かなりの大仕事になりそうだ」

とりあえず、ハードディスクのフォーマット、グラフィックカードやメモリを入れ替える。そうやって何台かつぶして1台を生き返らせる。別な仕事の合間に手がけているので、そんなにスイスイと復旧することはできないので、気長に取り組むことにする。

そうこうしているうちに7台ほど復旧した。ここまで2週間。

OSにはウインドウズをインストールしても良いのだが、それだけだと仕事にならないので、そのうちの何台かはLinuxで行くことにする。

以上、本日までの作業経過であった。





2009年6月16日火曜日

通勤快足

ここ一ヶ月ほど,インターバルトレーニングを意識的に取り入れることで,ランニングスピードがかなり改善されてきた.今のところ800 m は3分と少し,キロは4分ちょいである.もちろん,このタイムで走ることができるのは日に1度きり.これが限界です ;- ).これはこれで嬉しいのだが今度は別な悩みが出てきた.どうも物足りなくなってきたのだ.他にまとまっている時間は・・・,と,ここで思いついたのは,「通勤タイムがあるではないか!」ということであった.

とりあえず,自宅から裏道に入り勤務先近辺の白鳥の飛来で有名な大きな池に抜けるコースを走ってみた.車のあまり通らない細い舗装路,若干の砂利道,かつては牧場だった大きな野原の小道.「新・奥の細道」として地元の人たちから親しまれている散歩コースだ.

走ってみると,これがなかなか快適である.殆ど信号も無く通る車も少ない.変化に富む景色.朝日に輝く湖面,草の匂い,沈み行く夕日,こんな素晴らしいコースは滅多にない.多少残念なことは,このコースを走ることができる季節と時間がかぎられていること.途中には,冬になると雪に埋もれてしまうであろう200mほどの少々寂しい山道がある.日が沈むと真っ暗になって歩行も困難になる.別な道も見つけなくては.

「別な道」
正規の通勤路は朝夕の交通量が若干多めでバス路線でもある.排ガスが少々気になるが,思い切って走ってみた.何のことは無い,普通に走りきることができた.しかも結構早い.バス通勤のときよりも5分以上早く着く.

裏道(新・奥の細道)はうねうねと曲がりくねっているのに対し,表道は直線的に目的地に到達するために早く着くのであるが,バス通勤の時には無駄にしている細切れの時間が結構あるのだろう.バス停までの徒歩移動の時間,バスの待ち時間,下車してから目的地に徒歩で移動する時間・・・.

このコースの難点は歩道が狭く若干危険な箇所があること,それと時々見かける暴走自転車である.まぁこちらも暴走ランナーには違いない.歩行者に注意して走らねば.

6/17 追記:800 m,2分58秒になりました.