2008年8月15日金曜日

和風ピザ

piza1.JPG和風ピザに挑戦した。ここで、わざわざ「和風」と言うのは、ピザ生地に大判の油揚げ4枚を用いたため。油揚げは文字通り油っぽい。そのため湯通しして油抜きをしておく。グリルでかるく炙って生地の湿気を抜き、エキストラバージンのオリーブオイルを塗っておく。




ピザのネタは、パプリカ、ナス、カボチャ、国産肉が原料と銘打ったソーセージ、タマネギ、キノコ、など。

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近所の店で特売されていたトマトのマスカルポーネ風パスタソースをピザソースに奢る。最後に青森の田子町産のニンニクパウダーを振りかける。







オーブンに入れて焼き上がりを待つ間、付け合わせの、簡単自己流ピクルスを作る。とはいってもたいしたことはしない。



プラスチックのお弁当容器にがばがばと酢を注ぎ、少量の熱湯にたっぷりの砂糖を溶いて加えるだけだ。



そのなかにざく切りのニンジンやミョウガ、キュウリをつける。最後にぱっぱと”クレイジーソルト”を振りかける。自家製ピクルスの完成である。

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こつは、堅い根菜はレンジで1分ほど前処理しておくこと、くらいか。



キャベツのざく切りなども大量に美味しく食することができる。

2008年8月8日金曜日

地産地消

グローバリゼーションの波に変化が起きつつある。



一般的に国際的な企業は、給与水準の低い国に生産工場を建設し、コストを抑えた工業製品をグローバルな国際流通網へと投入することで市場を活性化してきた。ヘラルド・トリビューンの報道によると、最近、その流れが変わりつつあるようだ。






理由として真っ先に挙げられるのは、過去数年の新興国の好調な景気動向を反映した、人件費や物価の上昇である。しかし、それと同程度に重要なことに、近頃の原油価格の高騰に連動した製品の輸送コストの高騰が挙げられる。生産コストの上昇分は、最終的に製品価格に上乗せされる。あまりに嵩む輸送費は、国際的な企業にとって、新興国に生産工場を止め置くメリットをチャラにしてしまう。



生産工場を新興国から撤退させ、より距離的に消費者に近いところ、例えばU.S.や日本、E.U.などに新たな生産拠点を築く企業も増えてきた。製品の生産を消費地の近くで行うことで膨大な輸送コストを圧縮することが期待できる。



サブプライム関連から先物取引市場に流れた膨大な資金は、今、世界の株式市場に向かいつつある。それに伴い、原油価格そのものは落ち着いてきたようではあるが、依然として先の展開が不透明であることに変わりない。



これらの事情を反映してなのか、最近、新興国の実質的経済成長に、かげりが見え始めているとの報道もある。分離独立問題をはじめとする数々の政治的不安定要因も、海外からの積極的な投資を阻害する遠因となっている。



規模の大小はあれ、より消費者に近いところで生産を試みる、いわば工業的な地産地消が、これまで以上に進展する可能性は高い。











2008年8月1日金曜日

水の中で

プールの中は別世界だ。



クロールでゆっくりと泳ぐ。とても気持ちよい。



もともと平泳ぎ専門であったが、2〜3年前からクロールを始めた。晴れて今年はクロールで遠泳できるようになった・・・ようだ。時間にして40〜50分、リラックスして泳ぐ。



泳いだあとは、全身、心地よい疲労感につつまれる。とてもお腹がすいて、耐えきれないほど眠くなって大変なのだが、それがまた良い。高中正義などを BGMにトワイニングのハーブティー、レモン&ジンジャー、をいただく。どこか、南国のリゾートにでも迷い込んだ気がしてくる。



もちろん、しばらくすると、どこからともなく処理しなければならない雑用が山のように押し寄せ、つかの間の幸せな雰囲気は消し飛んでしまうのだが。



それはさておいて、目下の目標はウンkmの遠泳。

ただし、それを実現するために必要な絶対的時間が確保できないのが悩みではある。





2008年7月25日金曜日

環境汚染【編集中】

インド中北部、マディヤ・プラデーシュ州の州都、ボパール。ここの中心地にあるユニオン・カーバイド社の殺虫剤製造工場で、1984年、有毒ガスの大量流出事故が発生した。被害は甚大で総勢2500人以上の死者と10万人以上の罹災者を数えた。



あれから二十数年。依然として問題は解決を見ていないようだ。


ヘラルド・トリビューンの記事によると、これらの事故について、インド政府は、以前として何の有効な対策も打ち出せていない。それどころか、むしろ問題を忘れ去ろうとしているらしい。



問題は、あたりに大量にまき散らされた有毒な汚染物質にある。ゆっくりと土壌にしみこんだそれらの毒は、その地域の地下水を極度に汚染する源となっている。さらに悪いことに、この汚染は今現在も悪化の一途を辿っている。





おどろくことに、今現在でも多くの人々が、そこで生活している。汚染物質が大量に流れ込んだ工場隣の沼地では、暑い日には子どもと犬が水浴びをする。雨が降れば、沼の水は溢れかえり、あたり一面に氾濫する。



記事では、今なお近辺に住む多くのスラムの人々に汚染が原因と思われる病気が蔓延し、かれらの幼児ばかりか胎児までもが過酷な汚染物質の悪影響を受けつづけている現状について生々しく報告されている。

* * *



先進国と呼ばれる国々の「大企業」は、生産工場を中国やインドなどの海外に移転することで利益を上げてきた。中国をはじめ「世界の工場」と呼ばれる国々 は、意図せずとも同時に、世界の「汚染物質製造拠点」ともなろうとしている。これは直接的な「汚染物質」の問題に限らない。地球温暖化の原因であるガス、 二酸化炭素、CO2についても同様である。



近年、国内の大企業が自国のCO2排出枠の制限を逃れるためだけに、その制限枠のない発展途上国に工場を移転することが試みられている。しかも、その傾向は年々増している。



しかしこの企業戦略のどこに、人類全体の福祉を見据えた長期的視野に立つ人道主義、が存在し得るのか。





追記:米国ミシガン州に本拠をもつダウ・ケミカル社は、1999年、ユニオン・カーバイド社を930億ドルで買収している。事故の後始末についてダウ・ケミカル社は非常に消極的である。













































1999年にはユニオンカーバイドを930億ドルで買収し、デュポンに代わり世界最大の化学メーカーとなった。







2008年7月14日月曜日

いまどきの歯医者

歯医者に行くのは十年ぶりだ。



家人が受診するというので、ついでに同行したのだ。問診票を渡され、過去の病歴やらアレルギーやら、いろいろと聞かれる。別室(実はレントゲン室)に呼ばれ、そこで、もっとつっこんだ内容について詳しく聞かれる。今時の歯医者って、こうなんだ・・・と、多少驚きつつ、無事問診を終える。

しばらくして自分の名前が呼ばれる。隣とは仕切られていての様子はわからない。はじめに赤い液体を口に含まされる。二度三度、口の中で、くちゅくちゅと液体をころがしてから、勢いよく、ぺっとはき出す。看護士に小さい手鏡を手渡される。そこに映し出されたのは、正に驚くべき光景・・・。あれだけしっかりと歯を磨いていていったはずが、あの有様である。正しいブラッシングは何にも増して大切だ。話しに聞くと、よほど高齢になってから自らの歯周病に気付き、そのときは、もはや手遅れで全て抜歯しなければならない場合が多いらしい。



しかし歯医者によっては、こうも違うのかと驚いた。第一設備が新しい。今時の歯医者のレントゲン撮影はデジタルで処理される。1回の撮影にかかるX線の被曝量も、昔に比べ大幅に減少しているようだ。これは非常に大切な点である。なぜなら歯をX線で撮影すると言うことは、大切な脳髄に直接X線が放射されると言うことでもあり、危険この上ない。



第二に説明がとても親切である。我々の世代にとって歯医者は、それこそ子ども時代からの、最も恐ろしい場所の一つであった。口を開けてなにをされるかわからない。激しく回転するドリルが目前に迫ってくる・・・。頭に突き抜ける衝撃音。今思い出してもぶるぶるとふるえが来てしまう。今時そんな歯医者は淘汰されて存在すらできないだろうが。



親切に説明してくれる、評判の良い歯医者、設備の新しい歯医者を選ぶべきだ。

体もメンテナンスが大切と、認識を新たにした次第。

2008年7月4日金曜日

お節介なアメリカ

ノーム・チョムスキーの本、「お節介なアメリカ」を読んだ。

お節介なアメリカ (ちくま新書 676) (新書)

ノーム・チョムスキー (著), 大塚 まい (翻訳)


この本で著者は現代アメリカの政治事情について詳細に論じている。特に9.11のテロ以降における世界状況の分析は冷静かつ客観的で好感が持てる。原著者は「言語学」に革命をもたらした学者として著名なのであるが、思想家としても超一流であることが良くわかる一冊だ。

内容は言語学者自身の手による書物らしく、やや難解である。しかし訳本では、それを破綻無く訳しきれていると思う。一般に翻訳書と原作は別物である。翻訳とは、言ってみれば、翻訳するさきの国の歴史、道徳観、および宗教観などの諸々の事情に配慮しつつ、原著者の意図が最大限伝わるように「訳す」ことが求められる骨の折れる作業である。文化的背景が全く異なる言語圏の間で書物の翻訳が為されるとき、たとえ文法的に原著に忠実に翻訳したとしても、著者の真意が読者に伝わることは全く期待できない。つまり、一つ一つのセンテンスを忠実に翻訳したとしても、それらの寄せ集を作品として成立させることはできない。その点、この翻訳書は、原著に忠実にあろうと努力しつつも、それとは独立に、日本語で書かれた書物として成立させようとする努力がなされていることが窺われる点において、単なる翻訳以上の仕事が施されている作品と思う。



【内容について】



イラク侵攻にいたる過程、その後のアメリカの対応、特にその「大義名分」が崩れていく様、及びその変節ぶりを明快に描写している。権力者がその意志を決定するにあたって何を重視し何を無視しているのか。



特に印象的なのは「われわれがキューバ危機を乗り切ることができた事実は奇跡であった」の一節である。これは元々、2002年にキューバミサイル危機四十周年を記念してハバナで行われた、キューバ、ロシア、ハバナの主要三カ国が参加する首脳会議で明らかとなった事実を元にしている。



世界はロシアの潜水艦士官ワシリー・アルキポフによって、核による惨禍の危険性から救われたのである。アルキポフは、ロシアの潜水艦がケネディの「臨検ライン」付近でアメリカの駆逐艦から攻撃されていたとき、核弾頭を搭載した魚雷を発射せよとの命令を受けたが、それを退けたのだ。もしアルキポフが命令に従っていたら、その核魚雷発射は、ほぼ確実に核戦争の勃発を招き、アイゼンハワーが警告していたように、「北半球が破滅される」にいたっただろう。



このとき、人類は、まぎれもなく有史以来、最も危険な滅亡の縁に立っていた。我々は、今、このことをしっかりと心に刻むべきである。



人類滅亡の危機は決して絵空事ではなく、不幸なことに、今この瞬間も、更に増している。イラン、パキスタン、アフガニスタン、インド、中国、パレスチナ、ロシア、ロシアの旧衛星国、ベネズエラ、ブラジルでの不穏な政治動向を見るにつけ、我々は、明日もまた同じ平和な1日が来ると期待してはいられないことを認識せざるを得ない。



本書では、唯一の超大国アメリカにおける権力者の意志決定のプロセスと問題点が明確に示されている。アメリカは、何を目的に、この世界をどうしようとしているのか。





関連リンク(翻訳に関して) 川端康成とサイデンステッカー

















2008年7月1日火曜日

China plus one

報道によると、国際的な企業の間でChina plus oneの戦略が流行しているらしい。China plus oneの戦略とは、工業製品の生産を中国国内の工場のみに頼らずに、新たに隣国に作った工場で補完しようというものだ。これには中国産であるからとの一昔前までの「低コスト」を売りにすることはできなくなってきた事情がからんでいる。

中国国内の一般的な賃金の上昇、インフレ、および為替レートの変動は、全て生産される商品の価格に転嫁させされる。既に一部企業は、工場の数が飽和に達しつつある沿岸工業地区をきらい内陸部へと進出している。しかし、この状況がいつまでも続くとは思えない。



工場を100%稼動させるためには、運営資金にも増して、電力や水資源、エネルギー資源、それに労働力の確保が必須条件であるからだ。



ベトナム、インド・・・、中国以外のアジアの隣国に工場を移転したとしても、運営に当たっての、それらの根源的な問題から逃れることはできない。加えて、 トウモロコシなどの主要な穀物価格の上昇、原油や石炭を含む化石燃料の上昇は、直接、それらの国の経済に、そして労働力たる人々の生活に大きな打撃を与え ている。



プラスワン、その先が見えない・・・。