2008年7月1日火曜日

China plus one

報道によると、国際的な企業の間でChina plus oneの戦略が流行しているらしい。China plus oneの戦略とは、工業製品の生産を中国国内の工場のみに頼らずに、新たに隣国に作った工場で補完しようというものだ。これには中国産であるからとの一昔前までの「低コスト」を売りにすることはできなくなってきた事情がからんでいる。

中国国内の一般的な賃金の上昇、インフレ、および為替レートの変動は、全て生産される商品の価格に転嫁させされる。既に一部企業は、工場の数が飽和に達しつつある沿岸工業地区をきらい内陸部へと進出している。しかし、この状況がいつまでも続くとは思えない。



工場を100%稼動させるためには、運営資金にも増して、電力や水資源、エネルギー資源、それに労働力の確保が必須条件であるからだ。



ベトナム、インド・・・、中国以外のアジアの隣国に工場を移転したとしても、運営に当たっての、それらの根源的な問題から逃れることはできない。加えて、 トウモロコシなどの主要な穀物価格の上昇、原油や石炭を含む化石燃料の上昇は、直接、それらの国の経済に、そして労働力たる人々の生活に大きな打撃を与え ている。



プラスワン、その先が見えない・・・。







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