2009年11月11日水曜日

ハンバーグ

今日はハンバーグ。



ざく切りにしたニンジンを底が深めのお皿に入れてラップする。

レンジで加熱すること1分半、半ゆで状態のまま取り置く。




CIMG3705.JPGフライパンにバターをひき、どばどばと、きび砂糖をふりかけて、しばし火にかける。さきほどのニンジンを放り込み、しばらく炒める、いっぱい炒める、もっと炒める。そうこうしているうちに、香ばしい「ニンジンのグラッセ」ができあがる。



お次はポテトだ。北海道産のお芋を皮付きのまま切り分ける。もちろん「芽」は切り取る。

フライパンにオリーブオイルをたっぷり敷いて、ポテトをじっくりと炒める。火が通って焦げ目がついころ頃に「アルペンザルツ」をどばどば振りかける。じっくりと炒めて・・・・、もっと、もっと、「アルペンザルツ」を振りかける。

二重にしたアルミフォイルの上に乗せ変えて、別のアルミフォイルでフタをする。フォイルを二重にすることの利点は、熱の通りがマイルドになることと具材がフォイルにくっつきにくくなることだ。これで、少々高価なフッ素加工フォイルを使わなくても済む。そのままオーブンに入れること9分ほど。これぞ「ポテトフライ」のできあがり。

「ためしてガッテン」によると、ハンバーグのつなぎは麩に限るらしい。その情報を参考に、麩をゴシゴシとすり下ろし粉状にしておく。みじん切りにしたタマネギをオリーブオイルでじっくりと炒める。焦げ茶色になるまで炒める。国産牛100%の挽肉に黄身を3個ほど落とし、全部混ぜて、適当にあれこれスパイスを振りかける。いっぱいこねて整形しておく。

お次に青森県産のミネラル栽培されたニンニクをスライスし、バターとオリーブオイルで軽く炒る。そこに整形した生のハンバーグを並べて、じっくりと焦げ目をつけていく。8分ほどしてからフライパンから取りだし、モッツァレラベースのチーズを振りかけて厚くフォイルで包み込む。そのままオーブンに入れて、約8分、じっくりと火を通しておく。ちなみに「ためしてガッテン」では、フライパンの上にニンジンやじゃがいもの輪切りを敷き、水に浸す。その上に焼き目をつけたハンバーグを置き、フタをして高温で蒸す。問題はニンジンとじゃがいもの行方だ。今の料理にどう使ったらよいか、考えるのが面倒である。そこで、「蒸す」ことが大事なのであろうと、勝手に見当をつけ、フォイルで包み焼きにすることにしたのだ。

CIMG3712.JPGフライパンに残った汁には、ブルドックの中濃ソースと「おとなのケチャップ」をどばどば入れて、軽く塩こしょうで味を整え、ハンバーグのソースを作っておく。最後にサフランライスと「まるごとニンニクのフォイル焼き」を付け合わせてできあがり。我ながら、かなり美味しくできたと思う。

遠野産ホップの「一番搾り」にピッタリであった。





2009年11月6日金曜日

43:55

10kmのRUNのタイムが43分55秒になった。
自分としては会心の出来である。

別に大会に出場するようなことは目指してはいないが、
好タイムが出ると、素直にうれしい。



2009年10月5日月曜日

ポスター発表

��月26日



ホテルの朝食はおかゆと焼き魚主体の軽めのものをセレクトした.



出発前に軽く走ることにする.フロントで,お勧めのジョギングコースを聞いてみる.するとホテル近くの川沿いのコースを案内された.






RIMG0043.JPG走ってみると,これがとても快適.整備されていてナイスなランニングコースだ.この開放感は素晴らしい.一昨日に熊本城の周辺を走ったときに閉口した狭い歩道のことがうそのようだ.河口めがけて走りつつ,ときどき立ち止まっては写真をぱちりと撮る.



ジョギングを終えてホテルに戻る頃には1時間ほど経過していた.シャワーを浴び,身支度を調えて,いざ「交通センター」へ.やや古めかしいビルである.



ここの3Fのレストランのバフェ(バイキング料理,スメルゴスボード)で早めの昼食を取る.実は「バイキング千円」と書かれた大きなビルの垂れ幕に前日から目をつけていたのだ.



入ってみて大変に驚いた.バラエティーに富んだ料理が並ぶ.とても千円とは思えない.あれもこれも,少しずつ取り皿にとって,食事する.



あえて難点をあげるとするならば,椅子のシートが若干汚れていることと,やや古めかしい料理であること.か.それでも,この料金ならば十分に満足がいく.



腹を満たした早めの昼食の後,熊本大学へと移動する.午後はポスター発表である.口頭発表での短時間の緊張感も良いが,ポスター発表で拘束される数時間,熱い議論がパーソナルに交わされる緊張感も,また別の意味で心地よい.



会場に行き,自分のポスターを貼る.内容はロジュウム金属面での一酸化窒素分子の理論計算についてである.セッションは体育館で開催されているのだが,その暑いことと言ったら無い.外気は既に31度である.風通しの悪い中,熱い討論を戦わせる物理屋たちが密室に大勢集まれば,雰囲気も気温も益々ヒートアップするのは必至である.



設置された扇風機は熱風をはき,レンタルのニッケンの簡易冷房装置から細々と冷気がはき出されてくる.



RIMG0050.JPGこの装置,冷やされた空気を前面のホースからはき出す構造である.



ホースからの冷気を浴びている間は,それでよい.問題は,それと引き替えの「熱気」が,単純に,装置の上部から排出されていると思われることだ.装置の上に手をかざしてみると良くわかる.この簡易冷房装置,風通しの悪い室内で使っても意味がないと思う.それどころか,かえって暑くなるのは必至だ.



閉め切った部屋の中に冷蔵庫があるとする.庫内の温度が最も冷たくなるように強冷運転をする.扉を開けて冷たい空気を放出する・・・冷たい空気の熱量と,冷蔵庫の背面や側面から放出される暖かい熱量を合算しても,プラスマイナスゼロの収支決算とはいかない.



なぜなら電気を使ってヒートポンプを動かしているので,それにともなってポンプが一生懸命に働いた熱量も放出されている.すなわち電力消費量のワット数分だけは,確実に室内の温度が上昇する.



閉め切った部屋の中にエアコンがあるとする,部屋の温度が最も冷たくなるように強冷運転をする.そのときに,室外機も部屋の中に設置していたとしたら,室温が下がるわけがない.



どう考えても会場の熱帯化は避けられない.



冷風をはき出しているホースの前に移動すれば,ホンの少し涼しいが・・・部屋の温度はどんどん上昇していく.仕事柄,皆さん,わかっているはずだが,だれも言い出さない.集団心理が作用しているのか.



しばらくして,午後3時頃を超えるころから多くの質問者を受け入れることになった.皆さん,それまでは関連分野の発表のセッションに参加されていたのだろう.私も含め,皆,汗でぐしょぐしょになりながらも,熱い議論を交わしていた.



今夜のエビスはさぞうまいだろうと確信できることが救いであった.



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��月27日,今日は帰盛する日だ.



熊本空港からセントレアへ.ここで足止め数時間.



花巻までの乗り換え便の本数が限られていて,うまい乗り継ぎがスケジュールできなかったのだ.iTunesの音楽を聴きながら,ぼったくりビールをいただく.昼食は味噌カツ弁当だ.



なんとか時間を潰して次の便に乗り込む.



花巻に到着すると,そこは別世界.冷たい空気に触れて帰ってきたことを実感する.高速バスに乗り込み,盛岡に到着する頃には,すっかりと日も暮れていた.



駅の立ち食いそば屋で夕食を軽く済ます.路線バスに乗り込み,我が家へと急ぐ.シャワーを浴び,ほっと一息.グラス一杯のアイリッシュウィスキーを飲み干し,寝床に着いた.







2009年10月1日木曜日

口頭発表

25日

口頭発表の日だ.学会では,金や銀などの金属基板上に置かれたカーボンナノチューブの電子構造についての理論計算の結果と考察を報告した.その後,ホテルへと戻り,一息ついてから町中に繰り出す.ダイエーでランニング用のウェアとパンツなどを調達.水泳用のパンツはランニングパンツで代用することにする.

市電を経由して,本日の一番の目的地,「熊本市総合体育施設」へと向かう.私にとってのご当地の名所とは,その土地のスポーツセンター以外にあり得ない.それも公共の施設に限る.トコトコと市電に揺られること数十分,無事に目的地に到着.

kumamoto-taikukan.JPGトレーニング施設やプールなどが完備されていることは予めネットで調べておいた.内外装の,やや古めかしい雰囲気は,新宿の施設のそれとずいぶんと似通っている印象を得た.





チケットを購入し簡単な説明を受ける.そそくさと別室で着替えてトレッドミルに挑む.

ペースを落としぎみに,約50分弱の見当で10kmほどのRUNをこなす.気温と湿度が負担になったためか,思っていたよりも大量の汗をかいた.スポーツドリンクを1リッターほど続け様に飲み干す.

着替えをして,お次ぎはプールだ.

上階に移動して着替える,とは言っても肝心の水泳パンツを忘れてきたので,ランニングのパンツで代用することにした.おもむろにクロールで泳ぎ始める.と,ここでハプニング.パンツがずり落ちてきて脱げそうになるのだ.ターンで勢いをつけると,ますますズルズルとパンツがずり落ちていく.所詮ランニング用のパンツ,無理もない.

そのうち足の筋肉が緊張してきて痙攣するのがわかる.万が一,溺れて病院に運びこまれようものなら・・・,目も当てられない.そもそも何のために熊本まで来たのかと,笑われてしまうのがオチだ.パンツの紐を引き締め,30分ほど,ゆったりと泳いで早々に切り上げる.

次に「スポーツサウナ」へと移動する.

ごく普通のサウナである.ダンベルが備え付けられているというわけでもない.それなりに汗を絞ることができるが,サウナを修飾する「スポーツ」の意味がわからない.サウナと水風呂での冷水浴を交互にするところにスポーツ性があるのだろうか.単にサウナで大量の汗を絞ることができることを意味しているのだろうか.とすれば,普通,どこのサウナも「スポーツ」サウナである.ホテルに帰る頃はすっかり暗くなっていた.

今日は「熊本阪神」のデパ地下で,ペッパー風味のマリネやブリ(?)の「かま」のガーリックソテーを購入する.もちろん閉店間際なので全て半額である.

カベルネの赤もある.コルクをあけよう.









2009年9月28日月曜日

2009年9月24日

朝夕もぐっと冷え込んできた.身近にせまる秋の気配に,あー,これで夏も終わったのだなーと,感慨にふける日々である.しかし,ぼーっとしても居られない.今日は熊本に向けて旅立つのだ.日本物理学会に参加するためである.そのための荷造りで大忙しだ.あれもこれも忘れないでバッグに入れて,やっぱりこれは余計かなー,と,いろいろ迷っているうちに,大事な物を忘れてしまいそうで,我ながらかなり危なっかしい.小型のスーツケースとナイキの黒のファブリック素材のスポーツバッグに荷物を押し込めて駅に直行する.

盛岡駅から花巻空港まではバスで移動だ.いつものように,空港では,とりあえず,ぼったくり生ビールをいただく.うまい,が,高い.途中,知った顔の同業者にあちこちで会う.元々目的地までの便数が少ない上に,乗り継ぎのタイミングからして,この便しかありえない,のが一番の理由でもある.

数時間後,花巻から伊丹経由で熊本空港に到着する.

なんと,そこは摂氏31度の世界.頭の中のカレンダーが一ヶ月ほど巻き戻された気分だ.リムジンバスに乗り込み,いざ市内へ.こわばった足と腰を引きずりホテルにチェックインする.座りっぱなしであったためか,腰もかなりダメージを受けている.既に午後も遅い.日差しもやや弱まっている.

「これはジョグをするしかない」

早速スポーツウェアに着替える・・・,つもりであったが,どうも何かがおかしい.トランクスとシューズはある.しかしランニングウエアを忘れてきてしまったようだ.しかたがないので,以前量販店で買った,シルク風の黒の肩だしシャツを着て町に飛び出す.身支度を調えホテルを飛び出し,熊本城へと向かう.

romen.JPG
町中をコトコト走る市電のレトロな雰囲気が楽しい.城の石垣は圧巻である.しかし場内に入るには入場料が必要な様子.城のまわりを軽く走ることにする.しかしここで問題が.至る所で歩道が狭くなっているのだ.どうやら歩道を走ることは想定されていない様子.歩行者に迷惑をかけぬよう,徒歩をメインにしておき,人通りが途絶えたところでのみジョグを再開する.


城のまわりを,あっちに行ったりこっちに行ったり,走ったり歩いたり,ときには迷いながら,ずんずんと,走り巡る.汗を吸ったシャツが,べったりと体にまといつく.全身,汗でびしょびしょだ.この気温の下でのジョグは,実は結構な負担でもある.びしょびしょの黒シャツを着た不審者に見えるのか,道行く歩行者の視線を一身に集めているような気がする.さっさとホテルに帰りたいのだが,その頃には道に迷ってしまって思うように行き進むことができない.結局,1時間強もの時間を経て,やっとのことホテルに帰還することができた.

シャワーを浴びて着替え,夕食の調達のため外に出る.デパ地下でおかずとチリ産のワインを買い込む.もちろん閉店間際なので大幅に割り引きされている.それが目的です.ホテルに帰る.iTunesでラテン系のミュージックをかけながら,薬用ミューズでゴシゴシと手洗濯をする.洗濯物を固く絞って部屋中に干してまわる.当然,明日のRUNのためだ.

洗濯がおわったあとで,ゆっくりとディナータイムを取ることにする.部屋の冷蔵庫で軽く冷やしておいたチリ産のカベルネが,とても美味しい.値段の割にとてもお買い得と思う.

明日は発表だ.今日は早めに就寝することにしよう.
本日は,これにて終了.





2009年9月15日火曜日

ふくらはぎの腱

先週、右足のふくらはぎの腱を痛めた。

走っていると腱がつり、どうにもこうにも足を前に繰り出すことができなくなってきたのだ。もちろん、歩くことには何の支障も無い。原因は、おそらく足の動かし方、特に着地のフォームの乱れにある。腱に負担を強いた無理な走りをしていたに違いない。無理に力を込めず、バンと足をたたき付けるように走る、のが元々のフォームである。しかし、トラックを飛び出してロードを走るうちに、いつの間にか、そのフォームに乱れが生じてまったようだ。走ることができなくなっては元も子もない。数日間、RUNをお休みして様子を見ることにした。

以下は今季のまとめである。

10000m、クロールで19分ゼロ秒10。プール公開の最終日に出すことのできた渾身の結果。400mトラック全力疾走は1分30秒プラスマイナス3で計5本。いちどきに出すことができた今季のベスト。

さて、来期は如何に!?







2009年9月9日水曜日

高頻度取引

現時点において、考え得る限り最高に優秀な市場の取引手(トレーダー)が市場を席巻している。コンピュータである。超高速のコンピュータと精緻なアルゴリズムで武装したプログラムコードが、莫大な利益を市場から吸い上げている。この取引は、時に高頻度取引(high frequency trading、あるいはflash trading、flash orders)と呼ばれる。

人間が関与するまでもなく瞬時に市場の動向を把握し、即決で売り買いの注文を発行する。あのquantたちが編み出した打ち出の小槌である。ときには意図的に大量の売りや買いの注文を出し、それに対する市場の動向を瞬時に見極めたうえで、より本格的に儲かるための売り・買いの注文を出す。人間が関与する余地はない。その取引の全ては一片のプログラムコードによって自動的に発注される。利鞘を稼ぐためには、むしろ好都合である。

報道によると米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission, S.E.C)は、フラッシュ・トレーディングの取り締まりに動き出したらしい。N.Y. 証券取引所の取引は、2005年に比して164%もの成長を達成している。今や、その取引の半分以上は、コンピュータとプログラムによって武装した一握りのフラッシュ・トレーダーが寡占しているものと目されている。

フラッシュ・トレーディングでは、コンピュータのトレーダーが市場の行方を瞬時に判断し、電撃的に売り買いの注文を発行する。通常の市場参加者がまったく気づかぬうちに大規模な利益を挙げてしまう。ハイ・フリクエンシー・トレーダー(high-frequency trader)直訳すると「高頻度トレーダー」であるが、要するに、コンピュータを使って、自動的に次々と売り買いの注文を発行する市場参加者のことである。

S.E.C.のヘッド、Mery L. Schapiro女史の見解によると、フラッシュ・トレーディングでは、ほんの三十ミリ秒ほど、他の一般トレーダーに先駆けて市場動向のデータを入手できる。情報を優先的に得ることは、市場の平等性の原則に反しており、違法である。とのことだ。

高頻度取引では、
1)「統計的評価手法が駆使されているハズ」
これまでに蓄積されたデータに照らして、株価の推移を予測する。それを元に次なる投資先を決める。そのためには統計的手法に基づいた信頼度の評価が必要となる。

2)「業種間での綿密な株価の相関評価がなされているハズ」
表向きまったく関連の無い業種間であっても、その株価の推移に大きな関係、相関が認められる場合がある。つまり、ある株価の動向が別の株価の動向に影響を及ぼすことの評価をもって、株価変動の予測に役立てようとする目論みだ。

3)「徹底的なシミュレーションをしているハズ」
できあがったプログラムコードを過去の市場動向のデータに適用し、利益を上げることができるかどうかチェックしているだろう。

4)「並列コンピュータを使っているハズ」
おそらくかなり高額な、ハイスペック並列コンピュータを導入していると思われる。ミリ秒のズレが利益の行方を左右するとすれば、これくらいの投資も安い物だろう。

5)「quantたちの役割」
市場動向のモデル化と、利益を上げるアルゴリズムの構築には、多くの優秀なquantたちが動員されていることだろう。

赤字に陥ったゴールドマン・サックスが、世界経済が完全に復帰したと言えないこの時期に急激に業績を上げ、公的資金の返済ができたこともフラッシュ・トレーディングのおかげであろう。