2008年8月26日火曜日

自家製ピクルス

ピクルス作りに嵌っている。

IMG_2784.JPG素材となる野菜は何でもOK。キュウリ、ピーマン、ニンジン、ナス、ミョウガ、ショウガ・・・。ニンジンなどの根菜類はレンジで1分ほど前処理しておく。あとは酢と砂糖、それに塩さえあれば作ることができる。お気に入りは「すし酢(だし入り)」と「クレージー・ソルト」だ。酢と砂糖は大量に使う。酢は素材がひたひたと浸るほど、がばがばと入れている。砂糖はなかなか溶けないので、予め少量の熱湯に溶かしておく。左の写真のピクルスにはスプーンで約四杯ほどの砂糖を使った。



IMG_2789.JPG最後にクレージー・ソルトをぱっぱっぱっと振りかけ良くかき混ぜる。振りかける量は付け汁の味を確かめて適当に調節する。



冷蔵庫で半日から1日ほど寝かせると、もう市販品は食べられなくなるど素晴らしく美味しいピクルスの完成だ。



食べるときにオリーブオイルをたっぷりと振りかけると、これまた風味が絶品。ごま油を少したらすと、あら不思議、中華風にもなる。



日本伝統の和風の「お漬け物」作りにも興味が湧いてきた。

もちろん、これに”味を占めた”ので。

















2008年8月16日土曜日

ドーハ・ラウンド

先進国と言われる西側諸国がとりきめた貿易協定が形骸化しつつある。かつては新興国であった国々が、近年進展著しいその経済力を武器に、世界に対する発言力を増強してきた結果である。



世界貿易機関 WTO のドーハでの多角的貿易交渉、ドーハ・ラウンド、の決裂は、世界のパワーバランスが変わりつつあることを如実に示した。




協定締結に中国やインドが強硬に反対した理由は、表向き自国の農業を守るために安易な妥協などできない、ということなのであるが、もちろんその裏には、自国の工業生産と輸出が好調なので特に安易な妥協などせずとも今の好調な経済成長を維持できる、との目算がある。



中国、インド、ブラジルは、安価な労働力を武器に世界の工場として機能してきた。金融面から見る限り、今では、その膨大な資金を米国に貸し出してさえいるようだ。加えて、近年、化石燃料や貴金属などの豊富な天然資源も開発されつつある状況にあっては、わざわざ西側諸国の言いなりになって自国の農業を潰す必要もないというものだ。突き詰めて言えば、たとえドーハ・ラウンドが決裂しても、世界の各国は「世界の工場」から安価な工業製品を買い続ける他選択肢は無いのだ。



もはや世界経済は、中国やインド、それにブラジルといったキープレイヤーを抜きにして語ることはできない。西側主導で始まった「多角的貿易交渉」が、その機能の変更を迫られていることは、有る意味、もっともである。



* * *



WTOの決裂の背後には多くの事情が複雑に絡みあっている。我々に突きつけられているのは、化石燃料の枯渇や地球温暖化、バイオエタノールに関わる副作用・・・、数々の先の見えないパラメータの下で最適な解に到達しなければならないという、非常に困難な最適化の命題なのである。



我々人類が、最終的に最適な解に到達できるという保証は何処にもない。むしろ、それを得ることをあきらめ、その時々において良いと思われる策を見いだすことに全力を注ぎ、一方で、局所的な安定点に陥ることを避けるために、時にその戦略に大きな飛躍を施すことが肝要であろう。多体系の物理シミュレーションが教えるところでもある。





参考)“Globalization’s New Rules” by David E. Sanger, The New York Times, August. 2008.

2008年8月15日金曜日

和風ピザ

piza1.JPG和風ピザに挑戦した。ここで、わざわざ「和風」と言うのは、ピザ生地に大判の油揚げ4枚を用いたため。油揚げは文字通り油っぽい。そのため湯通しして油抜きをしておく。グリルでかるく炙って生地の湿気を抜き、エキストラバージンのオリーブオイルを塗っておく。




ピザのネタは、パプリカ、ナス、カボチャ、国産肉が原料と銘打ったソーセージ、タマネギ、キノコ、など。

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近所の店で特売されていたトマトのマスカルポーネ風パスタソースをピザソースに奢る。最後に青森の田子町産のニンニクパウダーを振りかける。







オーブンに入れて焼き上がりを待つ間、付け合わせの、簡単自己流ピクルスを作る。とはいってもたいしたことはしない。



プラスチックのお弁当容器にがばがばと酢を注ぎ、少量の熱湯にたっぷりの砂糖を溶いて加えるだけだ。



そのなかにざく切りのニンジンやミョウガ、キュウリをつける。最後にぱっぱと”クレイジーソルト”を振りかける。自家製ピクルスの完成である。

piza3.JPG

こつは、堅い根菜はレンジで1分ほど前処理しておくこと、くらいか。



キャベツのざく切りなども大量に美味しく食することができる。

2008年8月8日金曜日

地産地消

グローバリゼーションの波に変化が起きつつある。



一般的に国際的な企業は、給与水準の低い国に生産工場を建設し、コストを抑えた工業製品をグローバルな国際流通網へと投入することで市場を活性化してきた。ヘラルド・トリビューンの報道によると、最近、その流れが変わりつつあるようだ。






理由として真っ先に挙げられるのは、過去数年の新興国の好調な景気動向を反映した、人件費や物価の上昇である。しかし、それと同程度に重要なことに、近頃の原油価格の高騰に連動した製品の輸送コストの高騰が挙げられる。生産コストの上昇分は、最終的に製品価格に上乗せされる。あまりに嵩む輸送費は、国際的な企業にとって、新興国に生産工場を止め置くメリットをチャラにしてしまう。



生産工場を新興国から撤退させ、より距離的に消費者に近いところ、例えばU.S.や日本、E.U.などに新たな生産拠点を築く企業も増えてきた。製品の生産を消費地の近くで行うことで膨大な輸送コストを圧縮することが期待できる。



サブプライム関連から先物取引市場に流れた膨大な資金は、今、世界の株式市場に向かいつつある。それに伴い、原油価格そのものは落ち着いてきたようではあるが、依然として先の展開が不透明であることに変わりない。



これらの事情を反映してなのか、最近、新興国の実質的経済成長に、かげりが見え始めているとの報道もある。分離独立問題をはじめとする数々の政治的不安定要因も、海外からの積極的な投資を阻害する遠因となっている。



規模の大小はあれ、より消費者に近いところで生産を試みる、いわば工業的な地産地消が、これまで以上に進展する可能性は高い。











2008年8月1日金曜日

水の中で

プールの中は別世界だ。



クロールでゆっくりと泳ぐ。とても気持ちよい。



もともと平泳ぎ専門であったが、2〜3年前からクロールを始めた。晴れて今年はクロールで遠泳できるようになった・・・ようだ。時間にして40〜50分、リラックスして泳ぐ。



泳いだあとは、全身、心地よい疲労感につつまれる。とてもお腹がすいて、耐えきれないほど眠くなって大変なのだが、それがまた良い。高中正義などを BGMにトワイニングのハーブティー、レモン&ジンジャー、をいただく。どこか、南国のリゾートにでも迷い込んだ気がしてくる。



もちろん、しばらくすると、どこからともなく処理しなければならない雑用が山のように押し寄せ、つかの間の幸せな雰囲気は消し飛んでしまうのだが。



それはさておいて、目下の目標はウンkmの遠泳。

ただし、それを実現するために必要な絶対的時間が確保できないのが悩みではある。





2008年7月25日金曜日

環境汚染【編集中】

インド中北部、マディヤ・プラデーシュ州の州都、ボパール。ここの中心地にあるユニオン・カーバイド社の殺虫剤製造工場で、1984年、有毒ガスの大量流出事故が発生した。被害は甚大で総勢2500人以上の死者と10万人以上の罹災者を数えた。



あれから二十数年。依然として問題は解決を見ていないようだ。


ヘラルド・トリビューンの記事によると、これらの事故について、インド政府は、以前として何の有効な対策も打ち出せていない。それどころか、むしろ問題を忘れ去ろうとしているらしい。



問題は、あたりに大量にまき散らされた有毒な汚染物質にある。ゆっくりと土壌にしみこんだそれらの毒は、その地域の地下水を極度に汚染する源となっている。さらに悪いことに、この汚染は今現在も悪化の一途を辿っている。





おどろくことに、今現在でも多くの人々が、そこで生活している。汚染物質が大量に流れ込んだ工場隣の沼地では、暑い日には子どもと犬が水浴びをする。雨が降れば、沼の水は溢れかえり、あたり一面に氾濫する。



記事では、今なお近辺に住む多くのスラムの人々に汚染が原因と思われる病気が蔓延し、かれらの幼児ばかりか胎児までもが過酷な汚染物質の悪影響を受けつづけている現状について生々しく報告されている。

* * *



先進国と呼ばれる国々の「大企業」は、生産工場を中国やインドなどの海外に移転することで利益を上げてきた。中国をはじめ「世界の工場」と呼ばれる国々 は、意図せずとも同時に、世界の「汚染物質製造拠点」ともなろうとしている。これは直接的な「汚染物質」の問題に限らない。地球温暖化の原因であるガス、 二酸化炭素、CO2についても同様である。



近年、国内の大企業が自国のCO2排出枠の制限を逃れるためだけに、その制限枠のない発展途上国に工場を移転することが試みられている。しかも、その傾向は年々増している。



しかしこの企業戦略のどこに、人類全体の福祉を見据えた長期的視野に立つ人道主義、が存在し得るのか。





追記:米国ミシガン州に本拠をもつダウ・ケミカル社は、1999年、ユニオン・カーバイド社を930億ドルで買収している。事故の後始末についてダウ・ケミカル社は非常に消極的である。













































1999年にはユニオンカーバイドを930億ドルで買収し、デュポンに代わり世界最大の化学メーカーとなった。







2008年7月14日月曜日

いまどきの歯医者

歯医者に行くのは十年ぶりだ。



家人が受診するというので、ついでに同行したのだ。問診票を渡され、過去の病歴やらアレルギーやら、いろいろと聞かれる。別室(実はレントゲン室)に呼ばれ、そこで、もっとつっこんだ内容について詳しく聞かれる。今時の歯医者って、こうなんだ・・・と、多少驚きつつ、無事問診を終える。

しばらくして自分の名前が呼ばれる。隣とは仕切られていての様子はわからない。はじめに赤い液体を口に含まされる。二度三度、口の中で、くちゅくちゅと液体をころがしてから、勢いよく、ぺっとはき出す。看護士に小さい手鏡を手渡される。そこに映し出されたのは、正に驚くべき光景・・・。あれだけしっかりと歯を磨いていていったはずが、あの有様である。正しいブラッシングは何にも増して大切だ。話しに聞くと、よほど高齢になってから自らの歯周病に気付き、そのときは、もはや手遅れで全て抜歯しなければならない場合が多いらしい。



しかし歯医者によっては、こうも違うのかと驚いた。第一設備が新しい。今時の歯医者のレントゲン撮影はデジタルで処理される。1回の撮影にかかるX線の被曝量も、昔に比べ大幅に減少しているようだ。これは非常に大切な点である。なぜなら歯をX線で撮影すると言うことは、大切な脳髄に直接X線が放射されると言うことでもあり、危険この上ない。



第二に説明がとても親切である。我々の世代にとって歯医者は、それこそ子ども時代からの、最も恐ろしい場所の一つであった。口を開けてなにをされるかわからない。激しく回転するドリルが目前に迫ってくる・・・。頭に突き抜ける衝撃音。今思い出してもぶるぶるとふるえが来てしまう。今時そんな歯医者は淘汰されて存在すらできないだろうが。



親切に説明してくれる、評判の良い歯医者、設備の新しい歯医者を選ぶべきだ。

体もメンテナンスが大切と、認識を新たにした次第。