ジョグは50分で10キロ、キロ5分のペースだ。
もう少しタイムを縮めたい。
月刊、ランナーズに掲載されていたNIKEのキャッチコピー。
「スピードの悪魔は、ささやく
きみのペースを壊してみないか、無謀なスピードで走ってみないか・・・」
セリフも良いが、カットにとても痺れる。
スピードに魂を売ろう・・・
2008年12月31日水曜日
2008年12月12日金曜日
高雄への旅 V
今日も会議に参加する。本日も、実に有意義な内容であったのだが、
個人的には、コーヒーブレークの時に供される「つまみ」の豪華さに驚かされた。

※写真は街角のジュース屋さん。「スイカジュース」が絶品。
会場のとなりに設置された大きなテーブル。その上の大皿には、さまざまなフルーツ、サンドイッチ、ケーキの類が盛られている。それに加えて、スイス製のエスプレッソコーヒーメーカーが2台設えている。ボタンを押すとコーヒー豆を挽いて自動でエスプレッソを作ってくれる。もちろん無料である。
コーヒーブレークの時間は午前と午後の2度、設定されている。午前と午後の2度のコーヒーブレークの度に、フルーツ、サンドイッチ、あるいはケーキなどのつまみ の類が新たに大盛りになって供されたのだった。
午後はポスター発表である。今回は共同研究者の分を含め計2件の発表だ。一件目はカーボンナノチューブに動径方向の変形を施したときの電子構造の変化について、二件目は酸化亜鉛(ZnO)結晶の極性表面における、さまざまな原子の吸着特性と、吸着に伴う磁気特性の変化についてであった。
※写真は、たまたま見かけた高雄の女子校のロードレース。信号が赤のときを見計らって女子学生の集団が次々とスタートしていく。その合間にスクーターと車が走り抜ける・・・。
理論計算を主題に幾つか熱い議論を交わす。
しばらくして、バンケット会場に移動するよう告げられる。開催場所は、とあるホテルの20Fであった。その豪華さに再び驚かされた。学生アンサンブルによる演奏、ワイン、コース料理、豪華な演出。それでいて、参加費は約1500円。

この参加費でこれだけの内容。日本では「あり得ない」。実行委員会は資金面において強力なバックアップ組織がついているのだろう。
※写真はプライベートビーチで。泳ぐことはできなかった。
熱い議論、快適なホスピタリティ、人々の暖かい心、それと美味しい料理の数々。それら感動した旅であった。
個人的には、コーヒーブレークの時に供される「つまみ」の豪華さに驚かされた。
※写真は街角のジュース屋さん。「スイカジュース」が絶品。
会場のとなりに設置された大きなテーブル。その上の大皿には、さまざまなフルーツ、サンドイッチ、ケーキの類が盛られている。それに加えて、スイス製のエスプレッソコーヒーメーカーが2台設えている。ボタンを押すとコーヒー豆を挽いて自動でエスプレッソを作ってくれる。もちろん無料である。
コーヒーブレークの時間は午前と午後の2度、設定されている。午前と午後の2度のコーヒーブレークの度に、フルーツ、サンドイッチ、あるいはケーキなどのつまみ の類が新たに大盛りになって供されたのだった。
※写真は、たまたま見かけた高雄の女子校のロードレース。信号が赤のときを見計らって女子学生の集団が次々とスタートしていく。その合間にスクーターと車が走り抜ける・・・。
理論計算を主題に幾つか熱い議論を交わす。
しばらくして、バンケット会場に移動するよう告げられる。開催場所は、とあるホテルの20Fであった。その豪華さに再び驚かされた。学生アンサンブルによる演奏、ワイン、コース料理、豪華な演出。それでいて、参加費は約1500円。
この参加費でこれだけの内容。日本では「あり得ない」。実行委員会は資金面において強力なバックアップ組織がついているのだろう。
※写真はプライベートビーチで。泳ぐことはできなかった。
熱い議論、快適なホスピタリティ、人々の暖かい心、それと美味しい料理の数々。それら感動した旅であった。
2008年12月2日火曜日
高雄への旅(IV)
翌日早朝、食事をするためにホテルのレストランへと出向く。バフェスタイルである。大皿に盛られた様々な料理の中から気に入ったものを自分の皿に取る。中華は当然として東南アジアから純和風のおかずまで、よくもまぁこれだけ並べたものと、驚くくらいの豪華さである。
機長やキャビンアテンダントと思われる制服を着た人々も何人かいる。旅慣れた彼らがいるということは、このホテルはよほど評判が良いのだろう。
早々に朝食を終え、自室に戻ってトレーニングウェアに着替える。シューズに履き替えホテルの地下へと向かう。そう、ここホテルには、宿泊者ならば誰でも自由に使うことのできるフィットネスジムがあるのだ。
ショルダーからたすきがけにしたベネトンのウエストバッグに携帯音楽機器をセットして、何はともあれランニングマシン。軽快なバハマのミュージックに乗って、ウン十分、リズミカルに手と足を動かす。次はダンベルだ。腕にじわーっと負荷をかけていく。それからマシンジム。体の各部位を集中的に鍛えていく。一通りメニューをこなし、最後にはシャワーを浴びた。
ちょうど良い時間となったので、着替えをしてから会議場へと向かう。
今日もあいかわらず暑い。会場ではエアコンがフルに稼動しているらしく、快適な気温と湿度が保たれている。講演では、物質の電子構造について、特にその解析における方法論についてのお話しが続いた。
午前の講演が終了後、キャンパス内を散策する。途中、校舎ビルの地下に設置されている小さな売店に立ち寄った。陳列机には数種類の弁当が区分けされて並べられている。一見そまつなランチボックス。日本円で一つ150円にも満たない。あの空港のぼったくりバナナ1本半の値段だ。
弁当のフタは容器と同じ不透明な素材でできていて肝心の中身がどうなっているのか全くわからない。フタのイラストはカラフルであるが弁当の中身を直接的に教えてくれる物ではない。そのフタは容器にゴムバンドで括り付けられている。
中に何がはいっているのか・・・。見ていると、学生達が慣れた様子で弁当のフタを次々と開けては中をのぞき見ている・・・。これは「良い」のか? 許されるのでしょうか?
恐る恐る、見よう見まねで、あちこちに積まれている数種類の弁当のフタを少し開けて中身を確認してみる。ご飯の上におかずが乗っている弁当が多い。日本のドンブリのような食べ物か。フタを開けてじっと中身を注視しているわけにもいかず、結局、外箱のイラストがキレイな弁当を適当に一つ選び購入した。
少し歩いて校舎中央の広場にあるベンチに座り、一緒に買い込んだ地元のトロピカルゼリードリンク(?)を傍らに昼食にした。弁当を開けてみる。ご飯の上に肉と温野菜が乗せられているだけの大雑把な盛りつけだ。
少し食べてみる。醤油味の焼き肉のたれで軽く炒めたかの如き風味である。確かにご飯と良く合う。
日本のお弁当屋さんの「海苔弁」よりも、ずっと美味しい。見た感じの適当さから全く期待していなかったのだが、かなり美味なので驚いた。
前方にちょっとした野外ステージがあって、そこでヒップホップ(?)のダンスが繰り広げられていた。
昼食を食べ終え、散歩してから再び会議に参加する。会議終了後、ホテルへ帰る途中、立ち寄ったお店で土産物を買う。代金260 NT$に対して1000 NT$紙幣を渡す。売り子は忙しそうにしている。もらったおつりは240NT$・・・おかしい。何度数えても貰ったおつりの金額は変わらない。
紳士的にクレームをつけてみる。しかし、まったく埒があかない。足下を見られているのだろうか。結局、少々強硬にクレームをつけて不足分の500NT$を取り返すことに成功した。
そもそも1000 NT$紙幣で支払いをしようとする外国人は、現地の様子をよく知らないただの旅行者と侮られたのかもしれない。それとも単に間違っただけか。
まぁ、こうゆうことも有る。
御愛嬌か。
機長やキャビンアテンダントと思われる制服を着た人々も何人かいる。旅慣れた彼らがいるということは、このホテルはよほど評判が良いのだろう。
早々に朝食を終え、自室に戻ってトレーニングウェアに着替える。シューズに履き替えホテルの地下へと向かう。そう、ここホテルには、宿泊者ならば誰でも自由に使うことのできるフィットネスジムがあるのだ。
ショルダーからたすきがけにしたベネトンのウエストバッグに携帯音楽機器をセットして、何はともあれランニングマシン。軽快なバハマのミュージックに乗って、ウン十分、リズミカルに手と足を動かす。次はダンベルだ。腕にじわーっと負荷をかけていく。それからマシンジム。体の各部位を集中的に鍛えていく。一通りメニューをこなし、最後にはシャワーを浴びた。
ちょうど良い時間となったので、着替えをしてから会議場へと向かう。
今日もあいかわらず暑い。会場ではエアコンがフルに稼動しているらしく、快適な気温と湿度が保たれている。講演では、物質の電子構造について、特にその解析における方法論についてのお話しが続いた。
午前の講演が終了後、キャンパス内を散策する。途中、校舎ビルの地下に設置されている小さな売店に立ち寄った。陳列机には数種類の弁当が区分けされて並べられている。一見そまつなランチボックス。日本円で一つ150円にも満たない。あの空港のぼったくりバナナ1本半の値段だ。
弁当のフタは容器と同じ不透明な素材でできていて肝心の中身がどうなっているのか全くわからない。フタのイラストはカラフルであるが弁当の中身を直接的に教えてくれる物ではない。そのフタは容器にゴムバンドで括り付けられている。
中に何がはいっているのか・・・。見ていると、学生達が慣れた様子で弁当のフタを次々と開けては中をのぞき見ている・・・。これは「良い」のか? 許されるのでしょうか?
恐る恐る、見よう見まねで、あちこちに積まれている数種類の弁当のフタを少し開けて中身を確認してみる。ご飯の上におかずが乗っている弁当が多い。日本のドンブリのような食べ物か。フタを開けてじっと中身を注視しているわけにもいかず、結局、外箱のイラストがキレイな弁当を適当に一つ選び購入した。
少し歩いて校舎中央の広場にあるベンチに座り、一緒に買い込んだ地元のトロピカルゼリードリンク(?)を傍らに昼食にした。弁当を開けてみる。ご飯の上に肉と温野菜が乗せられているだけの大雑把な盛りつけだ。
日本のお弁当屋さんの「海苔弁」よりも、ずっと美味しい。見た感じの適当さから全く期待していなかったのだが、かなり美味なので驚いた。
前方にちょっとした野外ステージがあって、そこでヒップホップ(?)のダンスが繰り広げられていた。
昼食を食べ終え、散歩してから再び会議に参加する。会議終了後、ホテルへ帰る途中、立ち寄ったお店で土産物を買う。代金260 NT$に対して1000 NT$紙幣を渡す。売り子は忙しそうにしている。もらったおつりは240NT$・・・おかしい。何度数えても貰ったおつりの金額は変わらない。
紳士的にクレームをつけてみる。しかし、まったく埒があかない。足下を見られているのだろうか。結局、少々強硬にクレームをつけて不足分の500NT$を取り返すことに成功した。
まぁ、こうゆうことも有る。
御愛嬌か。
2008年11月27日木曜日
高雄への旅(III)
シューズとウェアを収めた袋を手に、意気揚々と中山大学のグランドを目指す。
いよいよ台湾でランニングデビューをすることができるのだ。途中、キャンパスの体育館の2Fで更衣室をお借りする。

良く整備された全天候型のトラックだ。
かるい準備運動の後、満を持して走り出す。しかし、その日差し、暑さ、湿気のもの凄いこと。とてもではないが日本での走りのペースを保つことはできない。ウン周したところで、これ以上は危険と判断し、早めに切り上げた。
学生のショップで現地産の健康ドリンクとフルーツドリンクを計1Lほど買い込み、その場で、がぶ飲みする。とても旨い・・・、しかも安い。
ちょうど良い時間なのでカンファレンス会場に向かう。会場の廊下を歩いていると、さきほどのスタッフと出会った。目を剥いておどろき、次に口を押さえて笑って、何度も頷いている。とりあえずトイレで着替えをして、何食わぬ顔でカンファレンスに参加した。会議では電子構造計算に関するディープな発表が続く。
講演が終わりホテルに帰ると、あたりは、もう真っ暗である。ホテルが面している愛河(Love River)がライトアップされてとても美しい。波面に映える橋が印象的だ。夜景を楽しみながら、ぐるりと、あたりを散歩する。途中、屋台でビールとつまみをいただく。南国系の甘酸っぱい味付けがビールに良く合う。なんでもない料理が、とても美味しい。しかも安い。

いよいよ台湾でランニングデビューをすることができるのだ。途中、キャンパスの体育館の2Fで更衣室をお借りする。
良く整備された全天候型のトラックだ。
学生のショップで現地産の健康ドリンクとフルーツドリンクを計1Lほど買い込み、その場で、がぶ飲みする。とても旨い・・・、しかも安い。
講演が終わりホテルに帰ると、あたりは、もう真っ暗である。ホテルが面している愛河(Love River)がライトアップされてとても美しい。波面に映える橋が印象的だ。夜景を楽しみながら、ぐるりと、あたりを散歩する。途中、屋台でビールとつまみをいただく。南国系の甘酸っぱい味付けがビールに良く合う。なんでもない料理が、とても美味しい。しかも安い。
2008年11月20日木曜日
高雄への旅(II)
翌朝、タクシーでシンポジウムの会場へと急ぐ。
会場となった中山大学は中西子湾に隣接して、そのまわりをぐるりと小高い山が取り囲んでいる。天井が高い、とても立派な建物だ。戦中、日本軍が掘ったとされるトンネルがキャンパスに今も残る。

会議の名称ASIAN11から類推できるように、参加者は、韓国、中国、インド、日本、台湾などといったアジア系の研究者達で占められる。皆、専門は物質の電子構造の理論だ。
おもむろにスタッフの一人を捕まえて尋ねる。
��私)「泳ぎたい」
��スタッフ)「○×△!?」
��私)「そこの海岸で泳ぎたい。どうすれば良い?」
��、3人が頭を寄せて相談している。どうやら困っている様子である。
会議場は海の近くと知っていたので、日本から水着とゴーグルを持参してきたのだ。
会場に来るときにもビーチらしき施設を見かけた。
��スタッフ)「(ホテルの)プライベートビーチですが、お金を払えばOKです。でも水着がないと・・・」
��私:胸を張って)「持ってきました」
しかしながら、結局、泳ぐことはできなかった。
直前に「デンジャラス 、泳ぐならプールで」と、別なスタッフからストップがかかったのである。
確かに波は高い。よく見るとビーチで泳いでいる人影も見えない。
鮫でも出るのだろうか、まったく残念である。
遠く沖には何艘もの大きな貨物船が浮かんでいる。
ここは、その昔、世界でも指折りの貿易港として栄えた地でもある。
しかし、これでへこたれるわけにはいかない。
今日はランニング用のウエアとパンツ、それにシューズも持参している。
��私)「そこのグランドで走りたい」
��スタッフ)「○×△?」
��、3人のスタッフが頭を寄せて相談している。
わけのわからない要求を突きつける者と見られているのか。
しばらくして、先ほどのスタッフがやってきた。
��スタッフ)「走るのは無料です」
つづく
会場となった中山大学は中西子湾に隣接して、そのまわりをぐるりと小高い山が取り囲んでいる。天井が高い、とても立派な建物だ。戦中、日本軍が掘ったとされるトンネルがキャンパスに今も残る。
会議の名称ASIAN11から類推できるように、参加者は、韓国、中国、インド、日本、台湾などといったアジア系の研究者達で占められる。皆、専門は物質の電子構造の理論だ。
おもむろにスタッフの一人を捕まえて尋ねる。
��私)「泳ぎたい」
��スタッフ)「○×△!?」
��私)「そこの海岸で泳ぎたい。どうすれば良い?」
��、3人が頭を寄せて相談している。どうやら困っている様子である。
会議場は海の近くと知っていたので、日本から水着とゴーグルを持参してきたのだ。
会場に来るときにもビーチらしき施設を見かけた。
��スタッフ)「(ホテルの)プライベートビーチですが、お金を払えばOKです。でも水着がないと・・・」
��私:胸を張って)「持ってきました」
しかしながら、結局、泳ぐことはできなかった。
直前に「デンジャラス 、泳ぐならプールで」と、別なスタッフからストップがかかったのである。
確かに波は高い。よく見るとビーチで泳いでいる人影も見えない。
鮫でも出るのだろうか、まったく残念である。
遠く沖には何艘もの大きな貨物船が浮かんでいる。
ここは、その昔、世界でも指折りの貿易港として栄えた地でもある。
しかし、これでへこたれるわけにはいかない。
今日はランニング用のウエアとパンツ、それにシューズも持参している。
��私)「そこのグランドで走りたい」
��スタッフ)「○×△?」
��、3人のスタッフが頭を寄せて相談している。
わけのわからない要求を突きつける者と見られているのか。
しばらくして、先ほどのスタッフがやってきた。
��スタッフ)「走るのは無料です」
つづく
2008年11月17日月曜日
高雄への旅(I)
そろそろ紅葉も見納めである。
岩手山の冠雪も日々大きくなり、来るべき冬を肌で感じる。
��1月2日は移動日である。第一原理電子構造計算に関する国際会議ASIAN11に出席するため台湾の高雄(カオシュン)に飛ぶのだ。盛岡から東京まで新幹線で移動し、そこからNEXにゆられること約1時間、成田空港第二ターミナルに到着する。
お腹がすいていたので、なにか食べようと空港のラウンジのレストランを物色する。ビールに唐揚げ2個、プラス揚げポテトのスティック数本がセットになって千百円。なぜ、こんなにも高いのか。まったく内容にふさわしいとは思えない価格である。
マクドはある。しかしハンバーガーを胃に収めて搭乗してしまうと、気圧の低い高々度では胃にもたれそうな気もする。あたりを見回しても、値段に相ふさわしい食欲をそそるメニューが無い! 「ここには食べるものが無い・・・」。しょうがないので早々にゲートへと向かう。金属探知機の洗礼を受けると、そこはTaxFreeの世界だ。
しかしである。ここの売店で売られていたバナナは、1本100円もしたのだ。レストランのメニューを見ても、カレーライス、美味しくなさそうなカレーライス、その一皿が千円! ただのラーメンで千円・・・。ぼったくるにも程がある。だいたい内容の貧弱さに比較して高すぎる。これまで遭遇した中で一番値段の高いバナナは、千葉のとある施設で販売されていた、一本105円のものである。端数の5円は消費税の分と考えると、空港で売られていたバナナは、Tax Freeとして5%を削減した良心的な価格であったのだろうか。さんざん迷った末、結局、当の100円バナナ2本とビールを買い求めることになる。少々悔しいが空きっ腹には勝てない。
夕刻、高雄行きのJALに搭乗した。あたりはもう真っ暗だ。少々肌寒い。機内サービスの軽食を赤ワインで頂く。JALのサービスは(某海外系の有名航空会社よりも)レベルが高いように感じられた。なにしろ、食事が「まあまあ」美味しい。食べることができる。
機能的であるが若干狭いエコノミークラスに体を押し込めること3時間余り。やっとのことで目的地高雄国際空港に到着する。
到着後、空港のロビーで荷物を受け取る。外に出ると、あまりの暑さに驚くこととなった。
なにしろ暑い。とても湿気がある。盛岡とは大違いである。もう一度、夏休みが来たかと思うほどだ。
夜も遅いので、とりあえずタクシーを拾いホテルに直行する。タクシーの窓から見えるシュロの並木が美しい。スクーターの軍団が縦横無尽に車線を縫う中、タクシーはかなりのスピードでそこを走り抜けていく。一般道なのだが、速度計を覗き見ると90km/hは出ているようだ。
車に揺られること30分弱、荘厳な趣のホテルに到着する。運転技術に感心したので乗車代金250 NT$にチップを加算し、計300NT$(日本円で1000円弱)を支払うことにする。その日はチェックインして早々に就寝した。
岩手山の冠雪も日々大きくなり、来るべき冬を肌で感じる。
��1月2日は移動日である。第一原理電子構造計算に関する国際会議ASIAN11に出席するため台湾の高雄(カオシュン)に飛ぶのだ。盛岡から東京まで新幹線で移動し、そこからNEXにゆられること約1時間、成田空港第二ターミナルに到着する。
お腹がすいていたので、なにか食べようと空港のラウンジのレストランを物色する。ビールに唐揚げ2個、プラス揚げポテトのスティック数本がセットになって千百円。なぜ、こんなにも高いのか。まったく内容にふさわしいとは思えない価格である。
マクドはある。しかしハンバーガーを胃に収めて搭乗してしまうと、気圧の低い高々度では胃にもたれそうな気もする。あたりを見回しても、値段に相ふさわしい食欲をそそるメニューが無い! 「ここには食べるものが無い・・・」。しょうがないので早々にゲートへと向かう。金属探知機の洗礼を受けると、そこはTaxFreeの世界だ。
しかしである。ここの売店で売られていたバナナは、1本100円もしたのだ。レストランのメニューを見ても、カレーライス、美味しくなさそうなカレーライス、その一皿が千円! ただのラーメンで千円・・・。ぼったくるにも程がある。だいたい内容の貧弱さに比較して高すぎる。これまで遭遇した中で一番値段の高いバナナは、千葉のとある施設で販売されていた、一本105円のものである。端数の5円は消費税の分と考えると、空港で売られていたバナナは、Tax Freeとして5%を削減した良心的な価格であったのだろうか。さんざん迷った末、結局、当の100円バナナ2本とビールを買い求めることになる。少々悔しいが空きっ腹には勝てない。
夕刻、高雄行きのJALに搭乗した。あたりはもう真っ暗だ。少々肌寒い。機内サービスの軽食を赤ワインで頂く。JALのサービスは(某海外系の有名航空会社よりも)レベルが高いように感じられた。なにしろ、食事が「まあまあ」美味しい。食べることができる。
機能的であるが若干狭いエコノミークラスに体を押し込めること3時間余り。やっとのことで目的地高雄国際空港に到着する。
なにしろ暑い。とても湿気がある。盛岡とは大違いである。もう一度、夏休みが来たかと思うほどだ。
夜も遅いので、とりあえずタクシーを拾いホテルに直行する。タクシーの窓から見えるシュロの並木が美しい。スクーターの軍団が縦横無尽に車線を縫う中、タクシーはかなりのスピードでそこを走り抜けていく。一般道なのだが、速度計を覗き見ると90km/hは出ているようだ。
車に揺られること30分弱、荘厳な趣のホテルに到着する。運転技術に感心したので乗車代金250 NT$にチップを加算し、計300NT$(日本円で1000円弱)を支払うことにする。その日はチェックインして早々に就寝した。
2008年10月27日月曜日
ワードの使い勝手
ワードは、なぜこれほどまでに使い勝手が悪いのか・・・
時は先週に遡る。少々重い分量の書類を書き上げる必要に迫られたのだ。
言うまでもなく、書類にとって一番大切なことは如何に判りやすく伝えるべき内容を平易に記述するか、につきる。多少なりとも公的な性格を帯びている書類の場合、それに加えて文書の外形、つまりフォーマットを厳密に守ることが求められる。
書いているのは、やや公的な書類である。したがってフォーマットが決められている。フォーマットがあるということは楽なのだが、まったく面白みのかけらも無い。事ドキュメント作製の過程において多少なりとも独創性を発揮できる場が欲しいものだ。
問題は、「独創性」に関するような高級なことではない。単にワードの操作性の悪さについて一言申し上げたいのだ。
書きはじめるにあたって、すぐに頭に浮かんだのは、「どうやってTeXで書こうか・・・」と言う、かなり漠然とした思いであった。TeXとは組み版システムである。通常、味も素っ気もない単純なエディタでテキストを打ちこむ。呪文の如きTeXコマンドをテキストにちりばめる。テキストをTeXシステムで処理して初めて整形された文書ができあがる。その手続きは、あたかもプログラムのソースコードをコンパイルして実行可能なアプリケーションを生成するかの如きイメージだ。
対してワードなどのワープロソフトにおいては、キーボードからテキストを入力しているときに表示される画面上での書類の外形と、それを印刷したときの書類の外形が(ほぼ)同じであるのが一般的だ。
このような「WYSING 」環境は、たとえば1枚きりのビラの作製とか、ちょっとした手紙を書く場合には、たしかに便利ではある。しかし文書の形態が複雑になってきたり、文章量そのものが膨大になってくると話しは別だ。私にとっては、使えない、使っていられないソフト、の一つに成り下がる。使ってもストレスが溜まるばかりで精神衛生上すこぶるよろしくない。
しかし今回は何時もと状況が異なる。
TeXを使いたいのは山々なのだが仕事で使っているワークステーションのシステムを新しくしたため、TeXやグラフィックス関連の環境整備が完了していないのである。そのようなわけで、マイクロソフト・ワードと付き合うはめに陥ってしまったのだ。
十数ページのファイル。あらかじめ項目毎に枠(セル)が割り当てられていて、対応する情報をそれぞれのセルに書き込んでいくだけ。簡単、簡単・・・、とんでもない、大間違いでした。
テキストを入力中であるにもかかわらず、指定されたフォントで画面に表示しようとシステムが頑張ってしまい、極端にレスポンスが悪くなる。入力している最中にもかかわらず、余計な行間調整をしていて、画面の中で行がぴょこぴょこ動く。。。
欄からはみ出るとき、勝手に枠線を移動する。
止まれ、止まれ! たのむから動くなっ、動かないでくれーっ!
願いはむなしく、もちろん勝手に枠線が動く・・・。どうしても移動するので、その欄線を選択して強制的にマウスで移動させる。移動中、画面がガキガキ揺れている・・・。なぜ、そこまでWYSINGにこだわるのか。
しょうがないので画面表示モードを変えてみる・・・これは使えない。意味がない。ただのテキストエディタで書いていたほうがよっぽどましだ・・・。
次のページを「勝手に作る」。何時、新しくページを作れ」と頼んだのか。
作業をしていて、いきなりビョンと画面が先頭ページに飛ぶ。
なぜ飛ぶ・・・。その必要性がどこにある?枠線を修正したからか? さっきまで編集していた所はどうなったのでしょうか。
「1)」と入力し文章を打ち込む。改行をすると自動で次の行に「2)」の項目が出てくる。いつ、誰が「そうしてください」と頼んだのでしょうか。
メニューもちんぷんかんぷん。メニューの階層構造もぐちゃぐちゃ。英語版の「メニュー」の「意味の通る和訳」に失敗している・・・と思う。
直感的な操作も難しい。「やりたいことを、なんで、そこのメニューに隠す必要があるのか・・・」と、何度思ったことか。
特にシステム間の互換性が不十分。システム間でやりとりしたファイルの、セルや行数が変わってしまうのはなぜだ。フォントの埋め込みもできないのか?
ワードの操作性の悪さに振り回されてしまい、とんでもなく消耗した数日間を過ごしてしまった。付け加えると、エクセルのマクロにも一言、いちゃもんをつけたい・・・が、いつか機会を見て。
当然だが、こんな悪口を書いても、マイクロソフトにとっては痛くもかゆくもないだろう。第一、ワードやエクセルといったデファクトスタンダードなビジネスソフトを、今後とも、世の大多数のユーザーが必要とするのは明らかだ。
しかし、もうちょっと、エレガントなユーザーインターフェイスがほしい所である・・・
なんとか書類を仕上げたとき、心底、そのように願ったのであった。
時は先週に遡る。少々重い分量の書類を書き上げる必要に迫られたのだ。
言うまでもなく、書類にとって一番大切なことは如何に判りやすく伝えるべき内容を平易に記述するか、につきる。多少なりとも公的な性格を帯びている書類の場合、それに加えて文書の外形、つまりフォーマットを厳密に守ることが求められる。
書いているのは、やや公的な書類である。したがってフォーマットが決められている。フォーマットがあるということは楽なのだが、まったく面白みのかけらも無い。事ドキュメント作製の過程において多少なりとも独創性を発揮できる場が欲しいものだ。
問題は、「独創性」に関するような高級なことではない。単にワードの操作性の悪さについて一言申し上げたいのだ。
書きはじめるにあたって、すぐに頭に浮かんだのは、「どうやってTeXで書こうか・・・」と言う、かなり漠然とした思いであった。TeXとは組み版システムである。通常、味も素っ気もない単純なエディタでテキストを打ちこむ。呪文の如きTeXコマンドをテキストにちりばめる。テキストをTeXシステムで処理して初めて整形された文書ができあがる。その手続きは、あたかもプログラムのソースコードをコンパイルして実行可能なアプリケーションを生成するかの如きイメージだ。
対してワードなどのワープロソフトにおいては、キーボードからテキストを入力しているときに表示される画面上での書類の外形と、それを印刷したときの書類の外形が(ほぼ)同じであるのが一般的だ。
このような「WYSING 」環境は、たとえば1枚きりのビラの作製とか、ちょっとした手紙を書く場合には、たしかに便利ではある。しかし文書の形態が複雑になってきたり、文章量そのものが膨大になってくると話しは別だ。私にとっては、使えない、使っていられないソフト、の一つに成り下がる。使ってもストレスが溜まるばかりで精神衛生上すこぶるよろしくない。
しかし今回は何時もと状況が異なる。
TeXを使いたいのは山々なのだが仕事で使っているワークステーションのシステムを新しくしたため、TeXやグラフィックス関連の環境整備が完了していないのである。そのようなわけで、マイクロソフト・ワードと付き合うはめに陥ってしまったのだ。
十数ページのファイル。あらかじめ項目毎に枠(セル)が割り当てられていて、対応する情報をそれぞれのセルに書き込んでいくだけ。簡単、簡単・・・、とんでもない、大間違いでした。
テキストを入力中であるにもかかわらず、指定されたフォントで画面に表示しようとシステムが頑張ってしまい、極端にレスポンスが悪くなる。入力している最中にもかかわらず、余計な行間調整をしていて、画面の中で行がぴょこぴょこ動く。。。
欄からはみ出るとき、勝手に枠線を移動する。
止まれ、止まれ! たのむから動くなっ、動かないでくれーっ!
願いはむなしく、もちろん勝手に枠線が動く・・・。どうしても移動するので、その欄線を選択して強制的にマウスで移動させる。移動中、画面がガキガキ揺れている・・・。なぜ、そこまでWYSINGにこだわるのか。
しょうがないので画面表示モードを変えてみる・・・これは使えない。意味がない。ただのテキストエディタで書いていたほうがよっぽどましだ・・・。
次のページを「勝手に作る」。何時、新しくページを作れ」と頼んだのか。
作業をしていて、いきなりビョンと画面が先頭ページに飛ぶ。
なぜ飛ぶ・・・。その必要性がどこにある?枠線を修正したからか? さっきまで編集していた所はどうなったのでしょうか。
「1)」と入力し文章を打ち込む。改行をすると自動で次の行に「2)」の項目が出てくる。いつ、誰が「そうしてください」と頼んだのでしょうか。
メニューもちんぷんかんぷん。メニューの階層構造もぐちゃぐちゃ。英語版の「メニュー」の「意味の通る和訳」に失敗している・・・と思う。
直感的な操作も難しい。「やりたいことを、なんで、そこのメニューに隠す必要があるのか・・・」と、何度思ったことか。
特にシステム間の互換性が不十分。システム間でやりとりしたファイルの、セルや行数が変わってしまうのはなぜだ。フォントの埋め込みもできないのか?
ワードの操作性の悪さに振り回されてしまい、とんでもなく消耗した数日間を過ごしてしまった。付け加えると、エクセルのマクロにも一言、いちゃもんをつけたい・・・が、いつか機会を見て。
当然だが、こんな悪口を書いても、マイクロソフトにとっては痛くもかゆくもないだろう。第一、ワードやエクセルといったデファクトスタンダードなビジネスソフトを、今後とも、世の大多数のユーザーが必要とするのは明らかだ。
しかし、もうちょっと、エレガントなユーザーインターフェイスがほしい所である・・・
なんとか書類を仕上げたとき、心底、そのように願ったのであった。
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