看護師 横になってください。
リード線の付いた電極をぺたぺたと胸一面に貼り付ける
看護師 負荷試験をします。ベットから下りて立ってください。
のそのそとベットから下りる.いずこからか木製の白い台が出てくる。あの一位、二位、三位の表彰台の二位と三位を同じ高さにして、さらにそれをミニチュア化した白い物体だ。看護師さんが機械を操作していると・・・プッ、プッ、プッ、と、一定間隔でリズムを刻む音が流れてくる。
看護師 このリズムに合わせて階段を上って下りてください。練習してみましょう、ハイ、一、二、で上がって、三、四、下りて、そこでクルッとまわって、ハイ、一、二、三、四、クルッ、一、二、三、四、クルッ・・・・。
やっているうちになんとか慣れてくる
看護師 いいですか、行きますよ、ハイ、始めてください。ハイ、一、二、三、四、クルッ・・・・
7~8分もやったであろうか
看護師 はい、いいですよ。横になってください。
計器に目をこらす看護師。ディスプレイで心電図を見ているのか?
・・・・・
心持ち難しそうな表情に見える・・・
看護師 遅いですね・・・
私 ?
看護師 止まってしまうかと思いましたよ。
私 !
看護師 失礼ですけど、なんでいらっしゃったんですか?
私 ? (なんで、と、言われても・・・)
私 健康診断で引っかかって、要検査と言われまして・・・。
看護師 そうですか。先生の診察まで廊下でお待ちください。
廊下に移動する。しばらくすると声をかけられる。
看護師 ちょっと遅くなりそうなので、マッサージしていきますか?
私 ??(隣の部屋に通される。)
看護師 そこに横になってください。
ベットが生暖かくてグニョグニョしている。これは・・・ウオーターベットだ。
看護師 はい、そうです。いいですか、始めますよ。
ぶわーぼこぼこぼこぼこ、ぶわーぼこぼこぼこぼこ、ぶわーぼこぼこぼこぼこ、
防水シート越しに強烈な水流が背中に当たる。首の付け根から足先まで、あちこち動いてぐりぐりと刺激を加えてくる天井からはオルゴールの曲がながれてきた。これも治療の一環なのか。身を任せていると、とても眠くなってくる・・・。
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医師 (心電図をみせながら)ほら、ここ。42です。
私 ?
医師 上がって、下がってくるところを見たかったのに、何も変わってない。
なにか悪いことでも、しでかしたような気になってきた。
医師 負荷が負荷になっていない・・・
私 ・・・
こんなことなら、踏み台昇降、もう少し頑張ってやっていたら良かったかな。腿を不必要に大きく振り上げるとか、最初から最後までつま先立ちとか・。
医師 ふぅ〜ん、血圧は正常だな。よし、ホルター検査をしましょう。
私 ・・・
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