2009年3月17日火曜日

環境整備

このところ、オーダーメイドPCショップのUNIVで購入したDOS/Vマシンの整備に追われている。UNI-i7X/Silentをベースにしたカスタマイズバージョンだ。メモリは12GB、ディスクは1.2TBだ。ネイティブクアッドCPUの Core i7 Extream(Nehalem) を搭載している。

ここ一週間の整備作業をメモしておく。最初にインストールするOSを選ばなければならないのであるが、私にとっての選択肢は一つしかない。そう、もちろんLinuxである。今回は、特に開発環境を整えたい、との野望があったので、インストールされるパッケージ類が充実したディストリビューションを物色してみる。しかし最近のディストリビューションは、どれも良くできている様子。いろいろ悩むよりも適当にやってみるのが一番。とりあえず、ある雑誌で一番人気と紹介されていたLinuxディストリビューションのUbuntuを試してみることにする。DVDから起動できるようにBIOSを設定し、インストーラDVDをドライブに挿入してリセットをかける。インストーラの質問事項に適当に答えて無事インストールが終了。システムにログインする。なにかしっくり来ない、少々やりにくいのだ。

慣れるまでに時間がかかりそうなので、さっさとUbuntuをあきらめる。なにしろ優秀なディストリビューションは他にもある。そのなかから気に入ったものを選べば良い。

「なんて素晴らしい時代になったことか・・・」

しばらく感慨にふけりつつ、おもむろに1.2TBのディスクをフォーマットする。FedoraのインストーラDVDをドライブにぶち込みシステムをリセット。同じようにインストール作業を遂行する。再起動してログインする。なんとなく気に入ったので、これで行くこととし、早速環境整備にとりかかる。なにはともあれemacsとTeXだ。これがなければ話しにならない。おつぎはgcc関連のライブラリや開発環境。インテルのコンパイラーも忘れてはいけない。早速インテルのページに行きアカデミック版を取り寄せる。インストールしてみるとファイヤーウォールが何タラというおかしなメッセージが表示され、そのままでは動作しない。やむなくマシンのセキュリティレベルを少し下げて運用することにする。さらに数値演算ライブラリとc++コンパイラもインストールしておく。コンパイルに問題が無いようなので次の作業に移る。並列計算環境を整えるためMPICHを探す。検索をかけてみるとMPICH2と2がついた新バージョンになっているようだ。

「しばらく遠ざかっているうちに世界は進んでいる・・・、なんて素晴らしいのか・・・」

感慨にふけりつつ、早速ダウンロードしてきてmake、make install。ここまできて、やっと仕事で使う電子構造計算パッケージのコンパイルができるようになった。ソースコードを展開しライブラリを構築する。並列計算ができるようにmpichでコンパイル。ここで若干紆余曲折があるが、それはそれ、なんとかなる。まぁ、なんとかなった。ついでにOpenGL関連のパッケージ、MesaとかGlutもインストール。今日は、ずいぶん昔に卒業していった学生が作ってくれた電子構造表示ソフトのMakefileとソースをちょこちょこと書き直し、無事コンパイルできるところまで持っていく。動作チェックしてみると問題なく動く。素晴らしい・・・。

かなりの充実感をもてたインストール作業でした。

写真は並列計算中のシステムモニタのクリップ。
system.jpeg搭載された8個のCPUが仲良く頑張って並列計算をしている様子がわかる。この計算では4Gバイトのメモリが使われている。



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