電磁波とガンを結びつけるデマが蔓延しています。身近なところではIHや電子レンジ、WiFi、携帯電話などがガンの原因に!、との「あおり」記事です。
結論から言って、どんなに携帯を使ってもガンの原因になりません.最近,スエーデンの研究者が「やっぱりガンになる危険性があるよ」っていってますが,サンプルのピックアップ法と相関の見いだし方に問題があります。
サンプルの抽出にケースコントロール法が使われています.
・ガンの方(a)を探してくる(ケース:症例)
・比較のために、年齢と性別が同じような人で、ガンではない方(b)も探してくる。
・双方の違いについて調べる.ここでは「携帯を使っているかどうか」。
比較対象の(b)のサンプルは沢山存在しているのに対して,元々の(a)がもの凄く少ないことが問題です.ガンと診断されて治療中の方々は比較的若く,皆さん,携帯つかっているでしょう.つまり,携帯を使っていないでガンという例が元々少ない.
米国において、1997年から2008年における腫瘍(Glioma overall)の発症例のグラフがあります.この時期、携帯が爆発的に普及してきました。その普及度合いによって、ガンの数も爆発的に増加するはずです。
青の実線が症例値で、携帯が普及してきても、ほぼ17例/10万人の割合を保っています。「ガンになる危険性があるよ」って言っているスエーデンの論文に従うと赤い点線のように推移するはずです。「調べてみても相関が無かったよ」って言っている、他の2本の論文の結果は緑の点線と茶色の点線です。
結果は明らかです。

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